薬屋のひとりごと
第5話 暗躍
3月4日(水)放送分
マンガ「アリスと蔵六」などの今井哲也さんのSFジュブナイルマンガが原作の劇場版アニメ「ぼくらのよあけ」(黒川智之監督)のコンセプトアートが公開された。同作では、人物、AI搭載ロボット、地球外知的生命体のAIのデザインを3人のクリエーターが担当し、それぞれ異なるコンセプトで設計した。黒川監督は、それらを一つの作品の中でどう成立させ、違和感なく画面に落とし込むか試行錯誤したという。
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人物を担当したのは、「デカダンス」「LISTENERS リスナーズ」などのpomodorosaさんで、団地の屋上で青空を見上げるカット、夕暮れの団地の公園、夜の屋上で天体観測をする姿など、主人公・沢渡悠真たちが団地で過ごす姿を描いた。pomodorosaさんは「原作の絵柄にとらわれずに自由にやってもらっていいということで途方に暮れました。原作の今井先生の描くキャラクターの本質は無駄のなさだと思っています。同時にアレンジを許してくれる懐の深さもあって、私はその寛大さに甘えつつ、登場人物たちの特性をとがらせたり丸めたりしながら、チューニングさせてもらう感覚で描かせていただきました」と話している。
AI搭載ロボットのナナコは、ソニーデザインコンサルティングがデザインし、黒川監督は「工業デザイン的に現在の延長線上にあるようなものにしたかった」と説明している。アンテナがあり、モニターで表情を表現するなど未来にありそうなリアリティーのあるデザインを目指した。
地球外知的生命体のAIを手がけたのは、みっちぇさんで、悠真たちの住む団地に擬態した宇宙船・二月の黎明号、地球からはるか遠くの星・虹の根を担当。水と光をモチーフに描かれた虹の根の神秘的なコンセプトアートが公開された。黒川監督は「普段、アニメになじんでいない人の方が、全く思いつかないような世界を作ってくれるのではないかと思った。無機質なものより有機的なものに仕上げたかった」と話している。
「ぼくらのよあけ」は、2011年にマンガ誌「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載されたマンガ。2049年を舞台に宇宙とロボットが大好きな主人公の少年が、宇宙から来たという“未知なる存在”に出会い、極秘ミッションに挑む姿を描く。
アニメは「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズで演出を担当した黒川さんが監督を務め、「交響詩篇エウレカセブン」などの佐藤大さんが脚本を手がける。「ぐらんぶる」などのゼロジーがアニメを制作する。女優の杉咲花さんが主人公の沢渡悠真、悠木碧さんが人工知能搭載の家庭用ロボット・ナナコを演じる。
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