ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-:実写×アニメのファンタジー 「約束のネバーランド」出水ぽすかがキャラクター原案 大塚隆史監督も

「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」のコンセプトアート(イラスト:出水ぽすか)
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「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」のコンセプトアート(イラスト:出水ぽすか)

 ディズニーが実写とアニメが融合したファンタジーアドベンチャー作品「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」を制作することが分かった。実写で描かれる“現実世界”と、アニメで描かれるドラゴンが住む“もう一つの世界”を舞台とした作品となる。実写映画「東京喰種 トーキョーグール」などの萩原健太郎さんが監督を務め、「スマイルプリキュア!」などの大塚隆史さんがアニメの監督を務める。「約束のネバーランド」などの出水ぽすかさんがキャラクター原案、コンセプトアートを担当する。ディズニープラスで2023年冬に配信される。

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 主人公は、現実世界で生きる女子高生・ナギ、ドラゴンたちの声を聞き、心を通わせる“ドラゴンライダー”たちが活躍する異世界に暮らす少年・タイムで、中島セナさんがナギ、奥平大兼さんがタイムをそれぞれ演じる。エマニエル由人さんがナギの親友・ソン役、新田真剣佑さんが、ドラゴンライダーのアクタ役として出演する。

 萩原健監督は「構想から約5年、ようやく『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』を発表できることに大変興奮しています。子供の頃から大好きなファンタジー作品を同じくらい大好きなディズニーで、しかもオリジナルで制作できるなんて僕自身まだ夢の中にいるようです。西洋の文化をベースにせず、少数民族を含めたさまざまな東洋の文化とモチーフを取り入れたアジア発の新しいファンタジーを目指しました。さらにそこに日本が誇るアニメを融合させるという前代未聞の作品となっております。スタッフ、俳優たちと想像力をフル回転しながら絶賛撮影中です。配信開始を楽しみにお待ちください」とコメント。

 大塚監督は「アニメーションと実写の世界観が融合・交錯する世界観とドラマに、とてもわくわくしながら企画書や脚本を読みました。その壮大な世界観をどうやってアニメーションに落とし込むかを、集まってくれたアニメーションスタッフみんなで楽しく考え、アイデアを出し合っています。日本の2Dアニメーションがこれまでに培ってきた技をふんだんに込めて、アニメーションらしい世界観を表現し、面白い形での実写との別世界観を演出し、それぞれの異なった世界で存在する者同士が交流する不思議さを楽しんでいただけたらと思います」と話している。

 出水さんは「発表を待ってました! キャラクター原案・コンセプトアートで参加させていただきました。普段から好きなドラゴンたちのいる壮大なファンタジーの世界を土台に、これまであまり描いてこなかった東洋の民族テイストをかけ合わせたような不思議な組み合わせの世界観にワクワクしながら制作しています。さらに実写との融合です! 実物大の武器の仮制作写真が送られてきた時には、本当に実写とアニメを同時に作っているんだと心踊りました。何よりワンダーハッチのタイトルが好きなので、ワンダー叫んでいきます。お楽しみにー!」とコメントを寄せている。

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