じゃあ、あんたが作ってみろよ
最終話 不器用な愛で、変われ!
12月9日(火)放送分
岡田将生さん主演の連続ドラマ「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系)の最終回(第8話)が12月8日に放送され、九鬼静(中井貴一さん)の目的が明らかに。那須田歩(岡田さん)とのコンビのラストに多くの反響の声が上がった。
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ドラマは、人気シリーズ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(同局系)などで知られる中園ミホさんのオリジナル作。フリーランスの看護師「トラベルナース」の歩とスーパーナースの静が、ナースを見下す医師がはびこる「天乃総合メディカルセンター」を舞台に、医療現場の改革に挑む姿を描いた。
最終回では、静が持病の「マルファン症候群」による急性心不全で倒れる。静の命を救いたい歩は、かつて天乃総合メディカルセンターをクビになったスーパードクターの神崎弘行(柳葉敏郎さん)が、マルファン症候群の手術を何度も成功させていると知り、神崎に手術してほしいと必死で頭を下げる。
院長・天乃隆之介(松平健さん)も、静の病状を知り、かつて自身がクビにした神崎に頭を下げる。天乃は17年前、絶対に失敗できないVIP患者の手術中の窮地を、静に助けてもらい、ずっとそれを“借り”に感じていた。だが、歩と天乃が懇願しても、神崎は首を縦に振らなかった。神崎が手術を諦めるほど、静の病状は悪化していた……。
そんな中、歩は、静の正体が看護師になることを援助してくれた「フローレンス財団」の理事長で、幼い頃に母を亡くしていた自身の“あしながおじさん”だったことを知る。静は歩を米国から呼び寄せた理由について「ナース・プラクティショナーとして知識も技術も習得したあなたにとって足りなかったのは、患者さんにより添う心。それを伝えたかった」と明かした。
静を助けたい一心の歩。そこに、神崎が吉報を持ってやって来る。神崎が米国の“ゴッドハンド”シェルプ医師に、静の手術依頼を取り付けたのだった。第1話(10月20日)で静に助けてもらった神崎は、静の耳元で「これでチャラにしてけれ」とささやいた。
シェルプ医師の条件で、歩も静の手術に加わることになり、2人は共に米国に旅立つことに。出発の直前、空港で静は「万万が一のために今渡しておきますね」と、歩にペンダントを渡す。それは歩の亡き母のペンダントだった。歩はかつて、母の病室で静と会っていたおぼろげな記憶を思い出す。そして「僕はもうめそめそ泣いていた5歳の歩ちゃんじゃない。今度は僕が静さんを守る!」と決意を口にした。
SNSでは、視聴者から「歩くんのお母さん看護したの静さんだったのか」「『歩ちゃん』呼びが伏線とは」「まさかのラブラブエンド」「お幸せに……!!」「静さんと歩ちゃん、運命の2人また見たいよ」「これきっと続編あるよね? ドクターXみたいに」といった声が次々と上がっていた。
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