国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2023（TAAF2023）」（同実行委員会・日本動画協会主催）のスペシャルPVが12月15日、YouTubeで公開された。声優の榎木淳弥さんがナレーションを担当し、前回のTAAF2022の授賞式、舞台あいさつの模様や、各部門賞を受賞したアニメ作品が紹介された。

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　榎木さんは「10周年という歴史のあるフェスティバルに、ナレーションという形で参加でき、とても光栄です。アニメーションを支えてこられたたくさんの方々や国内外の素晴らしいクリエーターの方々が参加されるとのことです。池袋の会場のみでなく、オンライン配信のプログラムもあるので遠方の方も楽しめますね。みなさん、ぜひ、3月はTAAFに参加しましょう！」とコメントを寄せている。

　2021年のTAAF2022では、同年3月に死去したアニメーターの大塚康生さんの追悼企画としてトークショー「大塚康生追悼企画-大塚さんを語り尽くす-」を実施しており、トークショーの模様を収めた特別映像もYouTubeで公開された。トークショーには、東京藝術大学のイラン・グェン特任准教授、片渕須直監督、アニメーターの富沢信雄さん、友永和秀さん、本多敏行さんが登場した。

　TAAFは、アニメ文化と産業の振興や新たな人材の発掘、育成を目的に2014年から開催されている。プロ、アマ問わず世界のアニメを対象にした「コンペティション部門」、日本国内で発表されたアニメを対象とした「アニメ オブ ザ イヤー部門」などを選定する。東京・池袋で2023年3月10～13日に開催。