放課後カルテ
第7話 お前が学校に来ようが来まいがどうでもいい
11月23日(土)放送分
人気グループ「King & Prince」の平野紫耀さん主演の連続ドラマ「クロサギ」(TBS系、金曜午後10時)最終話が12月23日に放送された。主人公・黒崎高志郎(平野さん)の旅の行方に、視聴者から注目が集まった。
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黒崎は誘拐された吉川氷柱(黒島結菜さん)を助けに向かったが、絶体絶命のピンチに陥ってしまう。そんな2人の元に“救世主”が現れる。それはなんと白石陽一(山本耕史さん)だった。黒崎は白石を頼り、氷柱が安全でいられるように護衛を任せた。
それから、宿敵の宝条兼人(佐々木蔵之介さん)を追うことに専念していた黒崎だったが、桂木敏夫(三浦友和さん)から連絡が入る。黒崎は桂木に逆らったことで“食い合い”状態にあると思い込んでいたが、実は桂木は黒崎の身を案じ、宝条を仕留められるように見守っていたのだった。
そうとも知らない黒崎は、桂木を警戒しながらも復讐(ふくしゅう)の旅を続ける。桂木の腹心・早瀬かの子(中村ゆりさん)や、刑事の神志名将(井之脇海さん)たちも、黒崎の行動を気に懸けていた。
そして、いよいよ宝条との直接対決の時が訪れる。一度は黒崎の計画が中断する危機に見舞われたが、見事な巻き返しを計って宝条を陥れる。しかし、旅を終えたかに思えた黒崎にさらなる悲劇が。宝条と手を組んでいた政治家・蒲生紗千子(秋山菜津子さん)の意を受けた秘書の浦川学(細田善彦さん)に、黒崎は腹を刺されてしまったのだ。
黒崎が病院に運ばれる一方で、氷柱や白石たちは黒崎がつかんだ証拠を守るために奔走。そのかいあって、証拠は無事に神志名たちの元に渡り、宝条を陥落させることに成功した。
意識が戻らない黒崎の病室には桂木がやって来る。桂木は「クロ、ここからはお前の人生だ。自由に生きろ。俺を殺したければ追ってこい」と声をかけ、そっと黒崎の頭に手を置いて部屋を後にした。
桂木が去った後、黒崎は意識を取り戻す。氷柱が病室に戻ると、黒崎は姿を消していた。そんな氷柱に父・辰樹(船越英一郎さん)から連絡が入る。実家に帰った氷柱の前には、おいしそうに料理を頬張る黒崎がいた。“最後に行きたい場所”で楽しい一時を過ごした黒崎は成田へ向かった。それから6年後、黒崎と氷柱は街中ですれ違う。一瞬、氷柱は振り返るも気を取り直して歩みを進める。そして黒崎も振り返るが、氷柱の背中を見て笑みを浮かべるのだった。
ラストには、黒崎が氷柱に宛てた手紙が登場。黒崎の語りで「吉川さん前に俺に言ったよね。いつか俺が足を洗って、俺の全部を受け止めてくれる人に出会ったら、新しい家族と生きていけるかもしれないって。俺は今でもそんなことはありえないと思ってる。でも、もしもそんな未来があるとしたら、俺が一緒に生きたいと思うのは、吉川氷柱だと思う」と流れた。
さらに「最後に前に言いかけたことを伝えとく。『法律が人を救える』お前のその言葉、俺はやっぱり信じられない。だけど、お前が本当にそう思ってるなら、証明してみせてほしい。検事になって、俺とは違う戦い方で。もしそんな日が来たら、それはクロサギがいらなくなる日だから」と続き、黒ずくめの黒崎と氷柱のツーショットをバックに「黒崎の旅はつづく」という文字が映し出された。
SNSでは「最後の終わり方、続きあったりする……?」「映画期待していいですか!?」「クロサギまた見たい!」と、続編を望む声が相次いだ。
ドラマの最終話は、無料見逃し配信サービス「TVer」で配信中。動画配信サービス「Paravi」では全話を配信している。
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