3月5日にスタートするスーパー戦隊シリーズの新作「王様戦隊キングオージャー」(テレビ朝日系、日曜午前9時半)の制作発表会見が2月14日にYouTubeなどで配信され、キャストが明らかになった。“赤”クワガタオージャー/ギラを酒井大成さん(24)、“青”トンボオージャー/ヤンマ・ガストを渡辺碧斗さん(25)、“黄”カマキリオージャー/ヒメノ・ランを村上愛花(えりか)さん(22)、“紫”パピヨンオージャー/リタ・カニスカを平川結月さん(21)、“黒”ハチオージャー/カグラギ・ディボウスキを佳久創さん(32)が演じる。
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スーパー戦隊シリーズの戦士(声優除く)に30代のキャストがいるのは、放送中の「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」(同)のキジブラザー/雉野つよし役の鈴木浩文さん(発表時33歳)に続き、2作連続。キャスト5人の平均年齢は24.8歳で、10代のキャストはいなかった。
“赤”ギラ役の酒井さんは、芸能事務所「レプロエンタテインメント」の創立30周年記念「主役オーディション」に合格し、昨年5月に同事務所に所属。今作が初主演作となる。5人の中で芸能のキャリアでは一番の後輩で「(芸能活動の)経験が浅いので不安な部分はあるのですが、子供たちに夢や希望を与えられるよう精いっぱい頑張りますので、よろしくお願いいたします!」と意気込んだ。
“黒”カグラギ役の佳久さんは、TBSの日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」(2019年)や、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2022年)など数々のドラマに出演している話題の俳優。父はプロ野球・中日ドラゴンズで活躍した名投手・郭源治さん。佳久さんは「今年で33歳になるのですが、ドンブラザーズのキジブラザーに続いて30代のバトンを受け継ぎました。今回の作品も、30代のバトンがこれからも続いていけるようなすごい作品にしていきたいです」と話した。
「王様戦隊キングオージャー」はスーパー戦隊シリーズの第47作。チキューを治める各国の王たちが戦士となり、昆虫型機械生命体「シュゴッド」と共に、平和を脅かす地帝国・バグナラクと戦う物語。脚本は、特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」(テレビ朝日系、2019~20年)の第23、24話や、連続ドラマ「真犯人フラグ」(日本テレビ系、2021~22年)などを手掛けてきた高野水登(たかの・みなと)さんが担当。監督は、スーパー戦隊シリーズ「騎士竜戦隊リュウソウジャー」(2019~20年)などを手掛けてきた上堀内佳寿也(かみほりうち・かずや)さんが務める。
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