水上恒司:今秋「ブギウギ」で朝ドラ初出演 ヒロイン趣里“最愛の人”に ジャルジャル、俳優デビューの黒崎煌代も

2023年度後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」に出演する水上恒司さん
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2023年度後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」に出演する水上恒司さん

 昨年「岡田健史」から改名した俳優の水上恒司(みずかみ・こうし)さんが、趣里さん主演の2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」に出演することが2月14日、分かった。水上さんは初の朝ドラで、ヒロイン・花田鈴子(趣里さん)の最愛の人・村山愛助を演じる。併せて、お笑いコンビ「ジャルジャル」、妹尾和夫さん、今作で俳優デビューする黒崎煌代さんが、朝ドラに初出演することが明らかになった。

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 「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター・笠置シヅ子さん(1914~85年)が主人公のモデルとなる。激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語だ。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。

 村山愛助は、大阪にある日本随一の演芸会社・村山興業の御曹司。鈴子の大ファンだったが、やがてお互いにひかれ合う。さまざまな逆境を2人で乗り越え、鈴子の人生に大きな影響を与える運命の相手となる。

 水上さんは「村山愛助を演じられるのは世界で私だけである自覚を持って、趣里さん演じる花田鈴子と世界で一番ブギウギな音を奏でていきます。『ブギウギ』もうしばらくお待ちくださいませ!」とコメントした。

 「ジャルジャル」の福徳秀介さんは、鈴子が所属する梅丸少女歌劇団(USK)の団員が訪れる、道頓堀の洋食屋の配膳係・ハット。後藤淳平さんは、料理人のコックを演じる。

 福徳さんは「少しでも力になれたらな、と思っております! よろしくお願いいたします!」と意気込む。後藤さんは「小学生の頃、ギリギリまで朝ドラを見てから学校に行っていたぐらい生粋の連続テレビ小説ファンなので、とても光栄です」と話した。

 妹尾さんは、花田家が営む銭湯「はな湯」の常連客・熱々先生を、オーディションで選出された黒崎さんは鈴子の3歳年下の弟・花田六郎を演じる。

 その他、藤間爽子さん、なだぎ武さん、岡部たかしさん、宇野祥平さん、楠見薫さん、橋本じゅんさん、森永悠希さん、升毅さんの出演も分かった。

 鈴子の幼なじみ・タイ子を藤間さん、「はな湯」の常連客の易者をなだぎさん、アホのおっちゃんを岡部さん、アサを楠見さん、銭湯の釜炊き・ゴンベエを宇野さん、USKの音楽部長・林を橋本さん、USKの専属ピアニスト股野義夫を森永さん、日本随一の興行会社・梅丸の社長・大熊を升さんが演じる。

 趣里さんは「愛助役の水上さんとは初めての共演ですが、真っすぐな瞳の中にある温かさが印象的で、ご一緒できること、とてもうれしく思います。鈴子の人生の中で唯一無二の大切な存在として、制作現場を共に乗り越える仲間として丁寧にコミュニケーションを重ねながら2人の物語のぬくもりを伝えていきたいです」と語った。

 ドラマは春にクランクインし、秋から放送開始を予定している。

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