終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
女優の吉高由里子さんが主演を務める2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の新キャストが、公式ツイッターで2月21日に発表され、俳優の岸谷五朗さんが藤原為時役で出演することが分かった。
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岸谷さんは、「琉球の風」(1993年)、「江~姫たちの戦国~」(2011年)、「青天を衝け」(2021年)に続き4度目の大河ドラマ出演。藤原為時は、紫式部(吉高さん)の父で藤原一門ではあるが、下級の貴族。裕福な生活とはほど遠かったが、和歌や漢籍に通じる文人で、紫式部に文学の素養を授ける。
岸谷さんは「(脚本の)大石静さんによって生み出されるキャラクターは、本当にキュートで可愛らしく、そして切なく残酷でもあり、喜怒哀楽がかき乱される魅力的な人物たちです。これからスタッフの皆さんと脚本をジックリと吟味し具現化していくのが楽しみであります!」と意気込んだ。
1000年前の京都を舞台にした物語について、「たくさんの楽しみがありますが、なんと言っても衣装でしょう。言葉少ない時代に、人々は衣服で自分たちの『個性』や『想(おも)い』を主張していたはずです。色の重ねも、そのバランス感覚も見事で、独特な芸術に包まれています。役作りにも大きく関わってくることなので、皆さんの衣装が美術の背景にどのように溶け込んでいくのか、楽しみであります」とコメントした。
「光る君へ」は、平安時代が舞台で紫式部が主人公。紫式部は平安中期に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。
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