人間の細胞を擬人化したキャラクターが登場する清水茜さんの人気マンガ「はたらく細胞」が、実写映画化されることが明らかになった。映画のタイトルは「映画『はたらく細胞』」で、映画「テルマエ・ロマエ」「翔んで埼玉」などの武内英樹さんが監督を務める。武内監督と「翔んで埼玉」でタッグを組んだ徳永友一さんが脚本を手掛ける。2023年に100周年を迎えるワーナー・ブラザース映画のプロジェクトとして、「はたらく細胞」を日本映画界最大スケールで実写映画化するという。
ウナギノボリ
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「はたらく細胞」は、「月刊少年シリウス」(講談社)で2015~21年に連載されたマンガ。白血球、赤血球、血小板など人間の細胞を擬人化したキャラクターと細菌との戦いや日常が描かれた。斬新でユニークな設定が話題を呼び、「このマンガがすごい! 2016」のオトコ編第7位となり、2017年に仏新聞「ル・モンド」の「この夏推薦する図書リスト」に選出され、注目を集めた。
テレビアニメも人気を集め、第1期が2018年7~9月、第2期が2021年1~2月に放送された。「はたらく細胞BLACK」「はたらく血小板ちゃん」「はたらく細胞LADY」などスピンオフ10作品が発表されており、「はたらく細胞BLACK」はテレビアニメ化もされた。コミックスのシリーズ累計発行部数は950万部以上。小説化、舞台化もされている。
武内監督は、「『はたらく細胞』という原作を実写でというお話を聞いた時の驚きとワクワクは今でも鮮明に覚えています。普段見ることのできない体内の世界では日々一体どんなことが起こっているのか? そんな細胞たちの日常を、笑いと学びにあふれた壮大なスケールでお届けしたいと思っています。この作品を監督することが決まってからは、私自身も普段の生活で自分の体内の細胞たちのことを意識するようになりました。たくさんのはたらく仲間たちと共に全力で作品を作ってまいります。ぜひ、ご期待ください」とコメントを寄せている。
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