女優の稲森いずみさんが主演を務める連続ドラマ「夫婦が壊れるとき」（日本テレビ、金曜深夜0時半）の追加キャストが発表され、女優の結城モエさん、俳優の犬飼貴丈さんらの出演が明らかになった。結城さんは医師・真壁陽子（稲森さん）の患者で、のちに重要な役割を担う吉野芽衣、犬飼さんは芽衣に暴力を振るう恋人・峯田康生を演じる。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　結城さんは「主演の稲森さんは、誰よりもお芝居に集中され、真摯（しんし）に向き合っている姿を見せてくださり、改めてこの作品を素晴らしいものにしたいと、鼓舞してくださる存在です」とコメント。

　犬飼さんも「稲森さんは初めてお会いしてから8年たつのですが、今回の撮影現場でも全く変わらない姿でビックリしました。そんな稲森さんとは緊張感のあるお芝居があるので自分も楽しみですし、皆さんにも楽しんでもらいたいです」と話している。

　ドラマは、2015、17年に英国のBBCで放送され、各賞を総なめにした「女医フォスター 夫の情事、私の決断」が原作。夫と子供に囲まれ“完璧な人生”を送る陽子がある日、夫・昂太（吉沢悠さん）のマフラーから自分のものではない1本の長い髪の毛を発見。それをきっかけに、徹底的に夫を追い込むべく、壮絶な復讐（ふくしゅう）劇を繰り広げていく。

　内田朝陽さん、安藤聖さん、内田慈さん、矢島健一さん、七瀬なつみさん、長谷川初範さんの出演も発表された。内田さんは昂太の同級生で、陽子とも家族ぐるみで付き合いがある加集基樹、安藤さんは基樹の妻・朋美、内田さんは陽子の同僚で、昂太の同級生でもある相沢佳奈子に扮（ふん）する。

　矢島さんは、昂太の不倫相手となる佐倉理央（優希美青さん）の父で地元の名士である徹郎、七瀬さんは理央の母・美南、長谷川さんは診療内科医の大庭学をそれぞれ演じる。

　ドラマは4月7日から毎週金曜深夜0時半に放送される。