東京犬ラブストーリー:フジテレビで犬が主人公の恋愛ドラマ 杉田智和が庶民犬の柴犬、水樹奈々がセレブ犬のチワワに

ドラマ「東京犬ラブストーリー」の一場面(C)フジテレビ
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ドラマ「東京犬ラブストーリー」の一場面(C)フジテレビ

 犬が主人公の恋愛ドラマ「東京犬ラブ(わんらぶ)ストーリー」が、フジテレビ(関東ローカル)で3月22日深夜から3週連続で放送されることが分かった。「犬の犬による犬好きのためのオリジナル動物恋愛ドラマ」となるといい、恋愛には無関心な庶民犬の柴犬(しばいぬ)・武蔵とセレブ犬のチワワ・マリーとの恋模様が描かれる。柴犬ののこが武蔵、チワワのチャッピーがマリーを演じる。“犬好き声優”として知られる杉田智和さんが武蔵、水樹奈々さんがマリーの吹き替えを担当する。

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 「ごくせん」シリーズ(日本テレビ系)、「忍者に結婚は難しい」(フジテレビ系)などの松田裕子さんが脚本を手掛ける。柴犬の松が登場し話題を集めた「ナンバMG5」(フジテレビ系)などの制作会社FILMが制作する。往年の恋愛ドラマをほうふつさせる懐かしい展開や、人気恋愛ドラマで話題となったロケ地で撮影されたシーンもあり、ドラマファンも楽しめる内容になるという。

 杉田さんは、柴犬の武蔵役のオファーを受け、「犬の声。そして柴犬。何か芝居の参考になるかと思い、昔飼っていた犬のことを思い出しながら演じましたが、あまりならなかったです。それでも、温かな気持ちで現場に臨めました」と話し、「名優犬たちの動きにとても助けられ、終始和やかな空気で収録しました。水樹さんをはじめ、共演者の皆さんと掛け合いで芝居ができたことに感謝しています。犬の気持ちを完全に理解することは難しいかもしれませんが、希望はきっとあります」と収録を振り返った。

 水樹さんは「CGではなく、本物のワンちゃんたちがドラマのメインキャストとしてお芝居をすると聞いてビックリ! 新たな試みが詰まった作品にお声がけいただけたことがうれしかったですし、さらに吹き替えを担当させていただくのが、チワワ役! 17年、愛犬チワワと共に過ごしていた水樹としては、とてもご縁を感じ、心を込めて演じさせていただきました」とコメント。

 収録については「台本を読んでホロリ、映像を見てホロリ……。笑って泣けるシナリオはもちろんですが、プロのワンちゃんたちのお芝居が素晴らしくて感動の連続! 全てのキャラクターがいとおしく感じました! 本物のワンちゃんに声を当てるのは初めてだったのですが、マリー役のチャッピーちゃんがさまざまな表情をしっかり表現してくださっていたのと、武蔵役の杉田くんと一緒に収録できたことで、楽しみながら伸び伸びと演じることができました。武蔵役ののこちゃんの表現力と、杉田くんのお芝居のシンクロ率がすさまじくて、何度も笑ってキュンキュン(笑い)。犬好きな皆さんにはもちろん、癒やしを求める皆さんにぜひとも見ていただきたい作品です!」と話している。

 企画を担当したフジテレビの上原寿一さんは「深夜なので思いきったドラマを作ろうと思った中で、自分がテレビ好きになった原点である往年のトレンディードラマのような展開が、犬が主人公なら今でもできるのではないかと思って企画しました。ワンちゃんたちが自分の期待を超える名演技を披露してくれていますし、杉田さんや水樹さん、そして脚本の松田さん、制作のFILMさんをはじめ、まさかの超一流の方々がこんなチャレンジングな企画に乗ってくれ、かつ皆さん犬好きなのでその愛がこもった作品になっています! どうか温かい目でご覧いただければ幸いです」とコメントを寄せている。

 第1話が3月22日深夜0時35分~1時5分、第2話が29日深夜0時25~55分、第3話が4月5日深夜0時25~55分に放送。

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