草なぎ剛さんが主演を務める連続ドラマ「罠（わな）の戦争」（カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時）の最終第11話が3月27日に放送され、平均視聴率（関東地区、ビデオリサーチ調べ・以下同）は世帯8.7％、個人は4.8％だった。

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　ドラマは脚本家・後藤法子さんのオリジナルで、草なぎさん主演の「銭の戦争」（2015年1月期）、「嘘（うそ）の戦争」（2017年1月期）に続く「戦争シリーズ」の第3弾。愛する家族を傷つけられた国会議員秘書の鷲津亨（草なぎさん）が知略を巡らし、鮮やかな罠を仕掛けて悪徳政治家を失脚させる、痛快なエンターテインメント作品となる。

　最終話では、梨恵（小野花梨さん）が鷲津を陥れるため怪文書をばらまいた眞人（杉野遥亮さん）に、当時の状況を説明する。眞人はひそかに思いを寄せる梨恵が、真実を知りながら鷲津をかばっていたことにショックを受ける。もう誰も信じられないと、眞人はある場所へ向かう。

　鷲津の息子・泰生（白鳥晴都さん）の事件をきっかけに、永田町にはびこる悪しき秩序を排除するため国会議員に上り詰めた鷲津。しかし、権力という魔物に取りつかれ、さらなる力を欲するようになると、鷲津を支えてきた秘書や、志を同じくして闘ってきた鷹野（小澤征悦さん）や由貴（宮澤エマさん）、そして妻の可南子（井川遥さん）との関係にも異変が起きて……と展開した。