唐沢寿明:藤木直人と「白い巨塔」ネタで会場沸かす 「切るだけなら切れるから。縫えないけど」

WOWOWの「連続ドラマW フィクサー Season1」の完成披露試写会イベントに登場した唐沢寿明さん(左)と藤木直人さん
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WOWOWの「連続ドラマW フィクサー Season1」の完成披露試写会イベントに登場した唐沢寿明さん(左)と藤木直人さん

 俳優の唐沢寿明さんが3月31日、東京都内で行われた、主演を務めるWOWOWの「連続ドラマW フィクサー Season1」の完成披露試写会イベントに共演の藤木直人さんと登場。唐沢さんと藤木さんは今作が4度目の共演といい、2人で唐沢さん主演の大ヒット連続ドラマ「白い巨塔」(2003~04年)を思わせる掛け合いをするなど息の合った姿をみせ、会場を盛り上げた。

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 藤木さんは「僕がまだ役者になる前、二十歳の時に唐沢さん主演の『愛という名のもとに』(1992年)を見てから(唐沢さんは)ずっと心の中のリーダーですから。唐沢さんとご一緒させていただく時はごほうびだと思って、がんばりたいなと思っています」と心境を告白。

 さらに、藤木さんが一番好きなドラマは、今作の脚本家の井上由美子さんが手掛けた「白い巨塔」で、「その井上先生の作品に出られたということは、ごほうびのごほうび」と言うと、唐沢さんは「藤木君、もしあなたに何かあったときは、僕は切るだけなら切れるから。縫うことはできないけど」と同作で演じた“財前五郎”を思わせるジョークも。藤木さんもすかさず「財前先生、よろしくお願いします」と応えて観客を笑わせていた。

 イベントには、町田啓太さん、内田有紀さん、小泉孝太郎さん、要潤さん、小林薫さん、西浦正記監督も出席した。

 ドラマは、世の中を裏で操る「フィクサー」を題材に、金と権力に群がる人々の姿を描く。3シーズンにわたる大型シリーズで、脚本は「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系)などで知られる井上由美子さんが担当する。シーズン1は、首相を乗せた車が崖から転落、意識が戻らない首相は辞任に追い込まれ、総裁選がスタートする。謎のフィクサー・設楽(唐沢さん)は「キングメーカー」として与党総裁候補たちを手玉に取り、権力を掌中に収めていく……というストーリー。

 「連続ドラマW フィクサー」シーズン1は、4月23日から日曜午後10時にWOWOWプライム・WOWOW 4Kで放送、WOWOWオンデマンドで配信(各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信)。全5話で、第1話は無料放送。

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