今週の「徹子の部屋」：山田邦子、死に際を考えるように　渡辺徹さん、笑福亭笑瓶さんの死きっかけに

　4月17～21日に放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」（テレビ朝日系、月～金曜午後1時）のラインアップが発表された。17日はエッセイストの内田也哉子さん、18日は俳優の町田啓太さん、19日はタレントの柳沢慎吾さん、20日はマジシャンの緒川集人、21日はタレントの山田邦子さんが出演する。

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　内田さんは、母の樹木希林さんと父の内田裕也さんを相次いで亡くした。樹木さんは亡くなる3日前「もう家に帰る」と言い、帰宅して12時間後、家族に看取られながら息を引き取った。長く別居していた樹木さんと内田さんが共演した貴重な映像を公開する。

　町田さんは、パイロットに憧れ故郷の群馬県を離れ、日本航空高校石川（石川県輪島市）に進学。パイロットになることは諦めダンサーの道へと進み、「劇団EXILE」に入った。その後、けがをしてダンサーの活動は難しくなり、俳優一本で行くと心に決めたことを明かす。

　柳沢さんの父・文男さんは現在93歳。病気一つせず健康診断も問題なく、80代半ばまで八百屋を営んでいたのが元気の秘訣（ひけつ）だという。幼少期から怖い父親だったが、最近涙を流す瞬間を初めて見たといい、その理由を語る。

　緒川さんは、昨年、マジック界最大の世界大会「FISM」で日本人初の優勝を飾った。10歳の時、母に覚えたてのマジックを見せた。その時の心底驚いた母の顔が今も忘れられず、マジックを一生続ける原点になったと話す。

　山田さんは、親交が深かった渡辺徹さんと笑福亭笑瓶さんが相次いで亡くなったことで、自分の死に際について考えるようになったという。懐かしい写真と映像で2人との思い出を振り返り、涙を流す。