転生貴族、鑑定スキルで成り上がる:“なろう”人気作が2024年テレビアニメ化 藤原夏海、坂泰斗、佳穂成美、岡咲美保出演

「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」のビジュアル(c)未来人A・講談社/鑑定スキルで成り上がる製作委員会
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「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」のビジュアル(c)未来人A・講談社/鑑定スキルで成り上がる製作委員会

 小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれた未来人Aさんのライトノベル「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~」がテレビアニメ化され、2024年に放送されることが分かった。

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 藤原夏海さんが異世界に転生し“鑑定スキル”を手に入れた弱小貴族・ローベント家の長男のアルス・ローベント、坂泰斗さんが差別を受けているマルカ人の少年リーツ・ミューセス、佳穂成美さんが城郭都市カナレで身寄りもなく暮らしていた孤児のシャーロット・レイス、岡咲美保さんが狩りで生計を立てるキーシャ家の末っ子のロセル・キーシャをそれぞれ演じることも発表された。加戸誉夫さんが監督を務め、studio MOTHERが制作する。

 アルスらが描かれたキービジュアル第1弾、アルスが鑑定スキルを駆使して逸材を発掘し、最強の領地作りを目指す姿を描いた第1弾PVも公開された。

 藤原さんは「原作を読ませていただいて、まずアルスの人柄がすてきだなと思いまして、そんなアルスを演じられることに改めてうれしさを感じました。貴族に転生し、“鑑定スキル”というすごい能力を手に入れてもその状況に満足せず、いろいろなことを考え悩み抜いて前に進み続けるアルスをしっかりと演じていきたいと思います。よろしくお願いいたします!」とコメント。

 坂さんは「個人的に、今作のすてきなところは主人公アルスが“鑑定”という他者の才能を見抜く力を駆使しながらも、『人とのつながり』をとても大切にしているところだなと感じています。演じさせていただきますリーツは、子供ながらに全てを諦らめざるを得ない境遇に置かれていたのですが、“ある出来事”からアルスに対して心から忠誠を誓い、全力で仕えるようになります。そのシーンを原作で読んでいる際に『人とのつながり』をとても感じ、この作品に携わる上で、リーツを演じる上で、一番大切にしないといけないと感じました。リーツやアルスたちの壮大な成長の物語、ぜひお楽しみに!」と話している。

 佳穂さんは「とても優しくて真っすぐな作品を作る一員になれたことを本当にうれしく思っています! 収録は緊張しますがシャーロットさんが堂々としているので役に引っ張ってもらいながら頑張っております……! それぞれのお当番回がとても面白く私も放送が楽しみですっ。アツい作品になっておりますので、ぜひぜひよろしくお願いいたします!!」と呼びかけている。

 岡咲さんは「自分に何かの才能があったとしても、人生の中できっかけもなく発見することは困難なことですよね。“鑑定スキル”のようなものがあればいいのに……!と私自身感じたことがありました。それもあってか、みんながアルス君に見つけて、そして認めてもらえる様子が読んでいてとても気持ちが良かったです。ロセルの臆病なところも、知略センスが神がかっているところも、精いっぱい演じさせていただきます。お楽しみに!」とコメントを寄せている。

 同作は、異世界で小さな領地を持つ弱小貴族の子供に転生した主人公アルスが、他人の能力、ステータスを見抜く鑑定スキルで世に隠れた“逸材”を発掘し、弱小領地から最強の領地へと変貌させていく姿を描く。Kラノベブックス(講談社)からライトノベルが刊行されており、コミカライズも人気を集めている。シリーズ累計発行部数は200万部以上。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:加戸誉夫▽シリーズ構成:中西やすひろ▽キャラクターデザイン:八尋裕子▽音響監督:亀山俊樹▽音楽:夢見クジラ▽アニメーション制作:studio MOTHER

 ◇キャスト(敬称略)

 アルス・ローベント:藤原夏海▽リーツ・ミューセス:坂泰斗▽シャーロット・レイス:佳穂成美▽ロセル・キーシャ:岡咲美保

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