牧村三枝子:「生きていたくないってくらいショック」10年前に乳がんで両胸を全摘出 「徹子の部屋」で初告白

5月15日放送の「徹子の部屋」に出演した牧村三枝子さん=テレビ朝日提供
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5月15日放送の「徹子の部屋」に出演した牧村三枝子さん=テレビ朝日提供

 演歌歌手の牧村三枝子さんが、5月15日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。牧村さんは、昨年移住したこと、10年前に乳がんで両胸を全摘出したことを初告白した。

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 昨年3月に、東京から静岡県へ移住した牧村さん。その理由について、両親の墓がそばにあること、兄に「越してきたらどう?」と勧められたことを挙げ、「甥(おい)っ子たちもみんないるので、そういう面で静岡がいいかなと。気候が本当にいいし、空もきれいだし、富士山も家からも見えるんですよ」とほほ笑んだ。

 牧村さんは、10年前に乳がんを患ったことも初告白。乳がんについては「誰にも言っていない」といい、「今日まで知らないですよ、みんな。知っているのは私を含めて4人だけ。うちの甥っ子たちも最近知ったんですよ」と明かした。

 乳がんに気付いたきっかけは、乳がんを特集したテレビ番組を見たことだった。左胸にしこりを見つけた牧村さんは、病院を紹介してもらい、すぐに検査に訪れたが「二日もたたないうちに(病院から)電話があって『すぐ来てください』って。嫌な予感しかしないじゃないですか。行ったら『そう(乳がん)です』って。(右胸も)そうみたいって話になって。すごいショックで泣きました」と振り返った。

 乳がんの全摘出手術は「(切除後の症例)写真を見せられたんですね。それを見た時に本当にショックで。こんなになったら生きていたくないってくらいショックを受けたんですよ」と当時の心情を吐露。黒柳さんが「それは修復(手術を)していない写真?」と聞くと、牧村さんは「そうなんですよ。最初から(修復したものを)見せてくれれば夢も持てるじゃないですか」と語った。

 黒柳さんが「どうして今日はそのお話をしてくださろうと思ったの?」と聞くと、牧村さんは「私の甥っ子が14歳のときに母親を乳がんで亡くしているんですけど、その子が今はヘアメークとして活躍していて、私を担当して6年目ぐらい。彼が私のメークや髪、着付けをやってくれたのを徹子さんにもみんなにも知ってもらいたいっていうのがすごくあったんです」と今回の初告白に至った経緯を明かした。

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