高屋奈月さんの人気少女マンガ「フルーツバスケット」の舞台「舞台『フルーツバスケット』」の続編となる第2弾「舞台『フルーツバスケット』2nd season」が、10月6～15日に大手町三井ホール（東京都千代田区）で上演されることが分かった。本田透役のアイドルグループ「乃木坂46」の吉田綾乃クリスティーさん、草摩由希役の北川尚弥さん、草摩夾役の橋本祥平さん、草摩紫呉役の安里勇哉さん、草摩はつ春役の田村升吾さんらキャストが続投する。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　追加キャストも発表され、元宝塚歌劇団雪組の彩凪翔さんが草摩慊人、アイドルグループ「＝LOVE」の野口衣織さんが草摩依鈴、三好大貴さんが草摩紅野、新正俊さんが真鍋翔、堀内まり菜さんが倉伎真知をそれぞれ演じることが分かった。

　吉田さんは「今回再び透くんの衣装に袖を通せること、草摩家のみんなに会えることをとてもうれしく思います」と喜び、橋本さんは「それぞれが持つ人間味をしっかりと舞台上で伝えられるように向き合いたい」と意気込んでいる。

　「フルーツバスケット」は、マンガ誌「花とゆめ」（白泉社）で高屋さんが1998～2006年に連載。唯一の家族だった母を亡くし、テントで暮らしていた女子高生の本田透が、同級生の草摩由希の家に住み込むことになる……というストーリー。草摩家の人々は、異性に抱きつかれると十二支のもののけに変身する。2001年にテレビアニメが放送された。

　スタッフ、キャストを一新した新作テレビアニメの第1シーズンが2019年4～9月、第2シーズンが2020年4～9月、最終章が2021年4～6月に放送された。テレビシリーズの総集編に新作を加えた「フルーツバスケット -prelude-」が2022年に劇場上映された。舞台第1弾が2022年3月に上演された