角川ビーンズ文庫（KADOKAWA）のライトノベルが原作のテレビアニメ「シュガーアップル・フェアリーテイル」の第2クールの追加キャストが発表され、岡本信彦さん、沖野晃司さん、田丸篤志さん、千葉翔也さん、斉藤壮馬さん、石見舞菜香さんが出演することが分かった。

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　岡本さんが演じるオーランド・ラングストン、沖野さんが演じるキング、田丸さんが演じるヴァレンタイン、千葉さんが演じるナディールはペイジ工房の砂糖菓子職人で、斉藤さんはブリジットが使役する愛玩妖精のグラディス役、石見さんは少年の姿をした妖精のノア役として出演する。第2クールの本PVがYouTubeで公開されたほか、第2クールがTOKYO MXほかで7月7日から順次放送されることも発表された。

　岡本さんは「当初、シュガーアップル・フェアリーテイルの世界観を童話のようで可愛いなと思っていたのですが、流血沙汰など強めな描写もあり、とても驚きました。僕が声をやらせていただくオーランドが関わる話の展開でも刺激的な展開が待っていたりします。砂糖菓子職人の話ではあるものの、なかなかに波瀾万丈な物語なので、視聴者の皆様には可愛らしいキャラクターのタッチに癒やされつつ、ハラハラしながら見ていただけたら幸いです」とコメント。

　沖野さんは「キングはとても頼れる男です。演じていて、自分も周りに頼られる
兄貴分のような、素敵な男性になりたいなぁと強く思わせていただきました。ちょっと恥ずかしがり屋なところもありますが、愛していただけたら幸いです。作品を通して、皆様に幸せが訪れますように！　ぜひ楽しんでくださいね！」と話している。

　田丸さんは「『美しい』というのが最初に浮かんできた言葉でした。世界観そのもの、キャラクターの瞳、妖精の羽、背景。そして砂糖菓子。そんな物語の中に加わることができてとてもうれしく思っています。ペイジ工房の職人たちの常識、考え方。それがアンと出会うことでどのように変化していくのかご注目ください！」と語っている。

　千葉さんは「優しくて繊細な作品の雰囲気にとても魅力を感じて、出演できて嬉しく思いました。頑張るアンの姿には胸を打たれ、元気をもらえます。個性的な面子がそろう工房の中でも、ナディールはひょうきんな存在。プロの職人である姿とのギャップも含めて楽しく演じさせていただきました。よろしくお願いいたします」と呼びかけている。

　斉藤さんは「魅力的なキャラクターたちがたくさん登場するこの作品において、グラディスは少々特殊な立ち位置かもしれません。主に後半からの出番になりますが、彼がどう物語に関わり、何を見せてくれるのか、ぜひオンエアでお楽しみくださいませ。何とぞよろしくお願いいたします！」とコメント。

　石見さんは「絵がとにかく可愛くて魅力的で、作品に参加できることがうれしいです。ノアは一見周りを警戒して、寄せ付けないようにとツンツンしているキャラクターです。その裏にある思いは何なのか……。ノアのいろいろな一面が徐々にみられるかも知れま
せんので、ぜひ、見守っていただけたら幸いです！　よろしくお願いいたします！」と話している。

　「シュガーアップル・フェアリーテイル」は、三川みりさん作、あきさんイラストのライトノベル。人間が妖精を使役するハイランド王国を舞台に、母を亡くしたばかりの少女アンが、母の跡を継ぎ、銀砂糖師になることを決意し、王都に旅立つ……というストーリー。アニメは鈴木洋平さんが監督を務め、J.C.STAFFが制作する。第1クールが1～3月に放送された。

　◇キャスト（敬称略）

　アン・ハルフォード：貫井柚佳▽シャル・フェン・シャル：水中雅章▽ミスリル・リッド・ポッド：高橋李依▽ヒュー・マーキュリー：前野智昭▽キャット：寺島拓篤▽ジョナス・アンダー：川島零士▽キース・パウエル：上村祐翔▽エリオット・コリンズ：興津和幸▽ブリジット・ペイジ：真野あゆみ▽キャシー：山根綺▽ベンジャミン：鈴木みのり▽オーランド・ラングストン：岡本信彦▽キング：沖野晃司▽ヴァレンタイン：田丸篤志▽ナディール：千葉翔也▽グラディス：斉藤壮馬▽ノア：石見舞菜香