呪術廻戦 死滅回游 前編
呪術廻戦「死滅回游 前編」閑話
2月19日(木)放送分
米マーベルコミックスの人気キャラクター・スパイダーマンの劇場版アニメ「スパイダーマン:スパイダーバース」の続編「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」が、6月16日に日本で公開される。前作は、第91回アカデミー賞で長編アニメーション賞に選ばれた大ヒット作で、アメコミをそのままアニメにしたような革新的な映像表現が話題になった。「アクロス・ザ・スパイダーバース」のエンドロールを見ると、さまざまな国、地域のクリエーターが集結しているようで、日本人クリエーターの名前も見られる。その一人が、CGアニメーターとして参加した園田大也さんだ。園田さんに同作の制作の裏側を聞いた。
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園田さんは「モンスターズ・インク」を見たことをきっかけにCGアニメーターを目指し、学生時代にほぼ独学でCGを学んだという。大学卒業後、日本のゲーム会社で3年ほど勤務した後、2015年にカナダに渡り、ソニー・ピクチャーズ・イメージワークスを経て、現在はカナダ・バンクーバーのディズニーアニメーションスタジオに所属している。前作「スパイダーバース」のほか「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」「ジェイコブと海の怪物」などに参加してきた。
「アクロス・ザ・スパイダーバース」には、園田さんを含めてさまざまな国と地域のクリエーターが参加している。
「日本人のアニメーターは自分を含めて4人で、韓国、台湾、インド……とさまざまな人種が集まっています。スタジオはカナダのバンクーバーなのですが、バンクーバー出身の人を見つけるのが難しいくらいです」
「アクロス・ザ・スパイダーバース」は、マルチバース、さまざまな宇宙(ユニバース)のスパイダーマンが登場するが、制作現場の人種もバラバラで、一丸となって制作した。
映像表現も多様だ。古き良きアメコミ風、日本のアニメ風、実写風などユニバースによって異なるスタイルの映像が融合した。多様な表現によって化学反応が起き、違和感が格好よく見えるところもある。
「アニメのスタイルとしては、メインのキャラクターは前作を踏襲しながら、新しいキャラクターに関しては、新しい表現を目指しました。ディレクターや複数のアニメーターがさまざまなテストを重ねていました。自分の担当ではありませんが、例えばスパイダーパンクは、体の部位によってフレームレートを変えています。一回見ただけでは、分からないかもしれませんが、細かいところまで作り込んでいます」
園田さんは、マイルス・モラレス/スパイダーマン、グウェン・ステイシー/スパイダーグウェン、ミゲル・オハラ/スパイダーマン2099、ヴィランのスポットなどの動きや表情を担当した。前作は、日本アニメの影響と思われる表現が随所に見られ、日本のアニメのクリエーター、ファンを驚かせた。続編も日本のアニメの影響があるのだろうか?
「大きいと思います。参考資料の中にも『NARUTO -ナルト-』などのアニメがありました。自分は『フリクリ』を参考にしたところもあります。個人的に大好きな作品で、ほかの方が参考にしたかどうか分からないのですが。日本のアニメは特にアクションがすごいんです。構図、タイミング、演出などがほかのアニメとは違います。例えば、日本のアニメは、画面に手が近付くと、すごく大きくなるなど、ウソのあるパースをつけるのがすごくうまいんです。日本のアニメの素晴らしいところを3Dで表現するために時間をかけて作り込みました。
「フリクリ」は 2000~01年にOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)として発売された人気作。鶴巻和哉さんの初監督作品で、2003年にカナダ・ファンタジア映画祭でアニメーション部門銅賞に選ばれるなど海外でも人気を集めている。日本独自のアニメの表現は、多くの映像作品に影響を与えている。もちろん、海外のアニメならではの素晴らしい表現もある。
「アニメーター視点ですと、アクティングチョイス、どういう演技をさせるかが秀逸だと感じています。キャラクターがちゃんとその場にいて、せりふを心の底から話しているように見えるんです。演技の知識、表情を作る表情筋の知識、自身の経験などがあるから実現するんです。タイミングなどは、アニメに寄せているのですが、実写的な見せ方も取り入れています。自分では思い付かないようなことが多く、勉強になります」
「アクロス・ザ・スパイダーバース」は、さまざまなスタッフの力を結集して完成した。
「前作を超えるために、限界に挑戦していました。ほかの部署を見て、どうやっているんだろう?となるくらい新しいことにチャレンジしています。アクションの格好よさはもちろん、エモーショナルなシーンにもぜひ注目していただけるとうれしいです。どこを切り取ってもアート作品に見えるような作品になっています」
「アクロス・ザ・スパイダーバース」は、クリエーターの細部へのこだわりによって、これまで見たことがないような全く新しいアニメに仕上がった。徹底的にこだわった映像をぜひ堪能してほしい。
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