電撃文庫(KADOKAWA)の支倉凍砂(はせくら・いすな)さんの人気ライトノベル「狼と香辛料」の完全新作アニメが制作され、テレビアニメ「狼と香辛料 merchant meets the wise wolf」として2024年に放送されることが分かった。2009年に放送されたテレビアニメ第2期以来、約15年ぶりの新作アニメとなる。前作に続き、福山潤さんがクラフト・ロレンス、小清水亜美さんがホロをそれぞれ演じる。
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ロレンスとホロが描かれたコンセプトビジュアルも公開された。ビジュアルには「行商人と狼の旅路は、また一から紡がれる。」というコピーが添えられている。新作は、高橋丈夫さんが総監督、さんぺい聖さんが監督を務め、パッショーネが制作する。
福山さんは「ロレンス役の福山潤です。まさかまたアニメシリーズでロレンスを自分が演じることになるだろうとは思っていませんでした。しかも、台本をもらうまでは、続編だと思っていたので読んで正直驚きました。そういうプロジェクトなのにもかかわらず再び機会をいただいた以上、当時を踏まえつつやれるだけやる所存です」とコメントを寄せている。
小清水さんは「またホロ役を演じる機会があってとてもうれしいです。当時やりたくても実力不足でできなかった表現へのチャレンジと当時だからこそできたこととのあんばいを模索しながら新たなホロを生み出せたらと思います」と話している。
「狼と香辛料」は、中世ヨーロッパのような世界を舞台に、行商人クラフト・ロレンスが、狼の耳と尻尾を持つ少女・ホロと旅をする姿を描いたライトノベル。2006年2月に第12回電撃小説大賞の銀賞に選ばれ、2021年2月にはシリーズ15周年を迎えた。シリーズ累計発行部数は約500万部。テレビアニメ第1期が2008年、第2期が2009年に放送された。
総監督:高橋丈夫▽監督:さんぺい聖▽音楽:Kevin Penkin▽プロデュース:ENISHIYA▽アニメーション制作:パッショーネ
クラフト・ロレンス:福山潤▽ホロ:小清水亜美
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