俳優の草なぎ剛さんが、趣里さんが主演する2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」に出演することが7月4日、分かった。草なぎさんは朝ドラ初出演で、ヒロイン・鈴子(趣里さん)を導く音楽の師匠・羽鳥善一を演じる。
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草なぎさんが演じる羽鳥は、大阪生まれの作曲家で「東京ブギウギ」「青い山脈」「別れのブルース」など数多くの名曲を世に生み出した作曲家の服部良一がモデル。羽鳥は、上京した鈴子の才能にほれ込み、鈴子を鍛え上げて一流の歌手へと成長させる役どころだ。
草なぎさんは「初めての朝ドラ出演で、昭和の作曲家・服部良一さんがモデルの役を演じさせていただきます。皆さんに楽しんでいただける作品になるよう、服部さんの楽曲を聴き、収録に臨みたいと思います。僕自身も昭和の時代を駆け抜けます!」と意気込みを語った。
趣里さんは「草なぎさんは、物心ついた時からドラマやお芝居を拝見していて、尊敬する俳優の一人でした。今回、初めてご一緒できると聞き、本当にワクワクしています。台本の羽鳥先生のキャラクターがすごくすてきで、草なぎさんが演じる姿を想像するだけで、最高に面白いものになると感じています。師弟として通じ合う二人を、草なぎさんと演じていけることに、心躍る思いです」とコメントした。
ドラマの制作統括・福岡利武チーフプロデューサー(CP)は、「草なぎ剛さんは、鋭さとチャーミングさを合わせ持つ俳優だと感じています。音楽を愛し、音楽に愛された服部良一さんがモデルの羽鳥善一という役を、どう演じていただけるのか本当に楽しみです」と期待をにじませた。
「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター、笠置シヅ子さん(1914~1985年)が主人公のモデルとなる。激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語だ。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。秋から放送開始を予定している。
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