福士蒼汰:「あまちゃん」種市先輩を演じた10年前 “ギャップ”に悩み「一番つらかった」と振り返る

福士蒼汰さん
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福士蒼汰さん

 俳優の福士蒼汰さんが、7月7日に放送された紀行バラエティー番組「Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)」(日本テレビ系、金曜午後11時半)に出演。今年30歳になった福士さんは、10年前に出演した2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の放送当時を振り返り、「作品はめちゃくちゃ伸びて、その中で種市先輩という役もめちゃくちゃ評価されてて。でも自分の中では最低というか、そのギャップが大きかった」と自身の実力と世間から求められるもののギャップに悩んでいたことを明かした。

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 番組で福士さんは、昨年出演した海外ドラマ「『THE HEAD』Season2」の撮影で訪れたスペインを再訪。トークでは「20代前半は役者としていろんなことを経験させてもらってて。心は全く成長できてなかったというか」といい、「あまちゃん」のころは、「大御所の方がたくさん出られている作品で、自分が全然できていないのに評価は良くしていただいていて、そういう心のギャップが開いた瞬間が一番つらかった」と振り返った。

 その後、26歳で初めて長期の休みを取り、自分らしく生活してみた。そうすることで演技に変化が出て、周りが求めるものと自分が表現したいことが近づいたように感じたという。そして20代で海外作品に出演する目標に向かって挑戦を続け、29歳の誕生日にスペインに飛び立ち、マネジャーも日本人もいない状況で、2カ月間一人で生活し、すべて英語のせりふの作品への出演を果たした。

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