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第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
吉高由里子さんが主演を務める2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の新キャストが、公式ツイッターで7月25日に発表され、俳優の塩野瑛久さんが、一条天皇役で出演することが分かった。塩野さんが大河ドラマに出演するのは初めて。
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第66代の一条天皇は、藤原道長(柄本佑さん)のおいで、幼くして即位した。入内した藤原道隆(井浦新さん)の長女・定子(高畑充希さん)を可愛がるが、後に道長の長女・彰子(見上愛さん)も入内し、世継ぎを巡る政争に巻き込まれる。文学が好きで、紫式部(吉高さん)の源氏物語に強い興味を抱く。
塩野さんは「『紫式部』や『清少納言』そして『安倍晴明』。誰もが知る人物たちが活躍した時代を築いた帝(みかど)の一人でありながら、人間臭さが見え隠れする魅力的な人物なのだと思わされました。真面目で思慮深く、それでいて愛情深い。そんな一条天皇を演じられることが本当に、本当にうれしいです」と語った。
今回はオーディションで一条天皇役をつかみ「大河ドラマというさまざまな年代の方に愛される作品に携わることができ、やっと俳優として祖父や祖母に顔向けできる。そう思っております。誠意をもって向き合い、地に足つけて挑みたいと思います」と話した。
「光る君へ」は、平安時代が舞台で紫式部が主人公。紫式部は平安中期に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。
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