福山潤:「キャプテン翼」ジュニアユース編 熱量がすごい! 若き皇帝シュナイダーの“説得力”表現

「キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編」で福山潤さんが声優を務めるカール・ハインツ・シュナイダー(C)高橋陽一/集英社・キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編製作委員会
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「キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編」で福山潤さんが声優を務めるカール・ハインツ・シュナイダー(C)高橋陽一/集英社・キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編製作委員会

 高橋陽一さんの人気サッカーマンガ「キャプテン翼」の新作テレビアニメのシーズン2「キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編」が、テレビ東京系で10月1日から毎週日曜午後5時半に放送される。仏パリで開催される国際ジュニアユース大会を舞台に、大空翼、岬太郎、日向小次郎ら日本ジュニアユース代表の戦いが描かれ、翼役の三瓶由布子さんら日本代表メンバーのキャストがシーズン1に続き、出演する。「ジュニアユース編」で翼たちの最大のライバルとなるドイツ代表キャプテン、カール・ハインツ・シュナイダーを演じるのが、人気声優の福山潤さん。シーズン2の見どころ、収録の裏側を聞いた。

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 ◇原作の熱量をアニメにたたき込む! シュナイダー役に驚き

 --「キャプテン翼」の作品の印象、思い出を教えてください。

 幼少期、「キャプテン翼」でサッカーを知ったと言っても過言ではありません。当時、原作もテレビアニメもものすごい人気でしたし、友達とサッカーで遊んでいる時、何度必殺シュートを叫びながらボールを蹴ったか分かりません。必殺シュートや個性豊かなキャラクターたち、熱い展開、そういったサッカーを知らない子供にも伝わる面白さにひかれていました。

 --「ジュニアユース編」のストーリーの印象は?

 このアニメ化に際して原作を読み返したのですが、作品の情報量と展開のテンポの良さを改めて感じました。各試合の熱量もすごいんですよ。当時の自分が感じていた以上に思いました。これの熱量をアニメにたたき込むのは大変だぞ(笑い)とも同時に思いましたが、これだけの熱量の作品に参加できるのもめったにないことですので収録がより楽しみになりました。

 --「ジュニアユース編」にシュナイダー役で出演することが決まった際の率直な感想は?

 正直驚きました。シュナイダーは「ジュニアユース編」での翼の最大のライバルになるキャラクターです。そのポジションの人物を担当させていただけるとは思っていませんでしたから。

 --シュナイダーの魅力は?

 絶対的実力と信頼を併せ持つ、ドイツジュニアユースチームの若き皇帝。サッカーにおいては比類なき選手なのです。しかし、サッカーから離れたところで悩みや不安を抱える一人の少年でもあります。そのバランスがシュナイダーをより魅力的に感じさせてくれていると思います。

 --演じる上で意識したこと、大切にしたことは?

 いやもう、すごい選手ですからね、そこを意識すると上限がないので。どんと構える心持ちで臨みました。周りの選手もすごい中で、シュナイダーに説得力を持たせるということがどこまでできるのか、そういったところが自分として一番難しかったところです。ドイツチームもメンバーが濃いので(笑い)。

 ◇アフレコってやっぱり面白い! 福山潤の注目選手は?

 --収録の様子を教えてください。

 収録はもうとにかく楽しかったですね! キャスト全員というわけにはいきませんでしたが、それでも可能な限りの人数で一緒に収録できたのですが、アフレコってやっぱり面白いな!と実感できる収録現場でした。シュナイダーとしてはチームメート時の若林(源三)とのエピソードが特に印象深いです。若林役の鈴村(健一)さんとも、収録で若林とシュナイダーの掛け合いを楽しみながら演じられました。

 --各国魅力的なキャラクターが多く登場します。個人的に気になるキャラクターは?

 日本代表では松山(光)君。我らドイツ代表ではカルツ(ヘルマン・カルツ)。この二人はいい仕事してます!!

 --最後に「ジュニアユース編」の見どころを教えてください。

 これまで戦ってきたライバルたちとチームになって世界を相手にする、それだけでも熱い展開ですが、その世界の強豪たちとの試合はそれ以上に熱くなります! 日本代表とライバルたちのドラマにもご期待くださいませ!!

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