いちばんすきな花:“クアトロ主演”ドラマ 今田美桜が主人公の一人 「1対1で人と向き合うのが怖い」と悩む美容師

10月12日スタートの連続ドラマ「いちばんすきな花」で主演の一人の今田美桜さん(C)フジテレビ
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10月12日スタートの連続ドラマ「いちばんすきな花」で主演の一人の今田美桜さん(C)フジテレビ

 10月12日に「木曜劇場」枠(フジテレビ系、木曜午後10時)で始まる連続ドラマ「いちばんすきな花」(初回は20分拡大)は、多部未華子さん、松下洸平さん、今田美桜さん、神尾楓珠さんの“クアトロ主演”ドラマ。「男女間に友情は成立するのか」をテーマに、生育環境などの全く違う男女4人の友愛・恋愛を描く。ここでは、今田さん演じる深雪夜々(みゆき・よよ)を紹介する。

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 ◇異性に勘違いされ、同性には妬まれて

 夜々は東京・表参道で働く美容師(26)。純粋に友達になろうとしても、男性から勝手に恋愛ととらえられ、そんな姿を同性には妬まれてきた。それで「1対1で人と向き合うのが怖い」との思いを抱える。

 そんな経験から、周囲に合わせるために思ってもいない事を口にしたり、取り繕ったりするように。そのせいで態度を勘違いされてしまうこともある。「人間に性別が無かったら、きっと自分の悩みの大半は解決する気がする」と考えることもしばしば。

 ◇初回ストーリー

 塾講師の潮ゆくえ(多部さん)は、いつものように男友達の赤田(仲野太賀さん)とカラオケで会っていた。赤田に結婚すると告白され、数日後には突然、別れを告げられる。結婚相手が女友達の存在を快く思わなかったからだ。

 出版社勤務の春木椿(松下洸平さん)は、恋人の純恋(すみれ、臼田あさみさん)と新居の家具選びなどを楽しんでいた。だが、椿は純恋を“彼女の男友達”に持っていかれて結婚は白紙に。

 夜々は同僚と2人で飲みに行くが、友達以上の関係を迫られ、なぜ普通の友達でいられないのかと閉口する。

 コンビニで働きながらイラストレーターの夢を追いかけている佐藤紅葉(神尾さん)はある住宅を訪ねる。家から出てきたのは椿。紅葉が訪ねた人は既に引っ越していて、そこで純恋と暮らすはずだった椿が住んでいたのだ。そこに、ゆくえと夜々も訪れ、年齢も性別も生育環境も異なる男女4人が顔を合わせて……。

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