11月25日のライブをもって、アイドルグループ「櫻坂46」を卒業する土生瑞穂(はぶ・みづほ)さん。7日には、卒業を記念したフォトブック「Destination」(光文社)を発売する。フォトブック内のロングインタビューでは「欅坂46」から約8年間のアイドル活動を振り返っているが、改めて卒業を決断した理由や卒業後の展望を聞いた。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
8月22日、ブログで「ここからの新境地を表現者として自ら切り開いていきたいと、私が選んだ9年目の道はこれだということ。素直にお伝えしなければと思います」と、グループからの卒業を発表した土生さん。
卒業を意識したタイミングを聞くと、6月発売のシングル「Start over!」の制作に入ったあたりだという。決断に至った理由は「後輩の成長」が大きかった。
「2期生は外番組でも活躍していたり、(冠バラエティーの)『そこ曲がったら、櫻坂?』でも自分のへんてこな発言をたくさん助けてくれたり(笑い)、頼もしくて。今年加入の3期生も可能性しか感じません! そんな後輩たちを見て、自分は次のステップに進もうと思いました」
「やりきった」という思いもあった。
「グループにとって大事なのは“未来につなげていくこと”だと思っていて。3期生に、自分がこれまで経験したことをちゃんと伝えて、みんなが思いっきりパフォーマンスができるようになるまで一緒に過ごしたいなと、この一年活動していました。最近の3期生の姿を見て、その思いもかなったので、自分も決断できました」
欅坂46時代から苦楽を共にしてきた同期の1期生メンバーの反応について聞くと、「応援してくれていました。『寂しくなるけど応援してるよ』みたいな前向きな言葉をたくさん掛けてくれました!」と笑顔で明かした。
卒業の25日まで残り1カ月を切った。「こういうインタビューの場で卒業について聞かれたり、櫻坂46としての最後の活動も増えてきたので、『もう少しなんだ』と実感する日々です」と話す。
卒業後の展望について聞くと、「表現するお仕事は続けていきたいです」と力を込める。
「まだ具体的ことはお話しできないのですが、いろいろなことに挑戦していきたいと思っています。『土生瑞穂ってこういうこともやるんだ!』みたいなこともやっていきたい。今後の後輩の選択肢も増やせるような、かっこいい背中を見せたいです」
卒業後、私生活で「やってみたいこと」を聞くと、「ヘアスタイルにも挑戦したいです。明るい色とか、パーマとかをあまりやったことないので、私も知らない自分を見てみたいです(笑い)」と照れくさそうに明かす。また、「一人旅が好きなので、いろいろと知らない街を開拓して、知識が多い女性にもなりたいです!」と胸を膨らませた。
最後に、ファンへのメッセージをお願いした。
「8年間応援していただき、本当にありがとうございます。皆さんにお会いできたから、今の私がいます! 今後も頑張りますので、土生瑞穂の応援をよろしくお願いします! 引き続き櫻坂46のこともお願いします! そしてフォトブックもせひ読んでください(笑い)!」
フォトブックは、土生さんがレギュラーモデルを務める女性ファッション誌「CLASSY.(クラッシィ)」(光文社)編集部が制作。35着の衣装で、東京都福生市や山梨県などで撮影した。バッグの中身や愛用コスメ紹介、Q&A企画、8年間のアイドル活動を振り返るロングインタビューもあり、約8年間のアイドル活動を凝縮したメモリアルな一冊となる。A4判、144ページ。価格は2530円。特典で特製ステッカー(全4種)が1枚付属する。