齋藤悌子:88歳の現役ジャズシンガー 米軍統治下の沖縄で歌った「ダニーボーイ」 ベトナム戦争に出撃する若い兵士の目に涙 「徹子の部屋」で 

11月21日に放送される「徹子の部屋」に出演する齋藤悌子さん=テレビ朝日提供
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11月21日に放送される「徹子の部屋」に出演する齋藤悌子さん=テレビ朝日提供

 88歳の現役ジャズシンガー、齋藤悌子(さいとう・ていこ)さんが、11月21日午後1時放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演する。齋藤さんは沖縄出身で、米軍統治下の基地で活躍した。「ダニーボーイ」と「テネシーワルツ」の歌をスタジオで披露する。

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 齋藤さんは高校卒業時に米軍基地のジャズクラブのオーディションを受けて合格。英語も分からないまま、10年以上専属歌手を務めた。

 当時のショーは米兵からのリクエストに応える形式だった。その中でも思い出深い曲が「ダニーボーイ」だという。戦地に赴いた息子を思う母の気持ちを歌ったとも解釈される名曲を歌うと、ベトナム戦争の戦地へ向かう若い兵士たちは涙して聴いていたという。

 その「ダニーボーイ」と「テネシーワルツ」をスタジオで歌う。

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