サッカーマンガ「DAYS」で知られる安田剛士さんの新選組を題材にしたマンガが原作のテレビアニメ「青のミブロ」で、声優の小林千晃さんが新撰組の斎藤はじめを演じることが分かった。斎藤はじめと和装の小林さんの“クロス”ビジュアルも公開された。ビジュアルには「はじめ、の名を終わらせない。」というコピーが添えられている。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　斎藤一は実在する人物だが、同作では主人公・ちりぬにおと同世代で、愚直に強さに執着する少年として描かれる。小林さんは「初めて原作を読んだ際、胸の奥がチリチリと焼けるような熱く息苦しい感情に駆られました。そして僕の演じる斎藤はじめも同じく、普段は冷静沈着なものの、胸の内に秘める思いは燃えたぎっている人物です。そんな本作の持つすごい熱量を皆さまにも届けられるよう尽力しますので、ぜひ放送を楽しみにお待ちください」とコメントを寄せている。

　今後、12月8日に田中太郎、15日に芹沢鴨、22日に近藤勇のキャストが発表される。

　「青のミブロ」は、2021年から「週刊少年マガジン」（講談社）で連載中。幕末の京都を舞台に、新撰組の生き様を描く。素直で優しく家族思いだが、心の奥で正義を燃やす少年・におが、嫌われ者の浪士集団・壬生浪（ミブロ）の土方歳三、沖田総司と出会う……というストーリー。コミックスが第11巻まで発売されている。

　アニメは、「100万の命の上に俺は立っている」などの羽原久美子さんが監督を務め、MAHO FILMが制作する。

　◇キャスト（敬称略）

　ちりぬにお：梅田修一朗▽土方歳三：阿座上洋平▽沖田総司：小野賢章▽斎藤はじめ：小林千晃