良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第57回が12月19日に放送され、「村山興業」社長で愛助(水上恒司さん)の母親でもある村山トミ(小雪さん)が初登場。短い時間の出演ながら圧倒的な存在感を放ち、視聴者の注目を集めた。
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第57回では、愛助が村山興業の東京支社に呼ばれ、坂口(黒田有さん)からスズ子(趣里)との関係をどうするつもりなのか確認される。愛助は「福来さんと交際するで」と答え、トミからの手紙を読んで決心がついたのだと明かした。
愛助は、自身が病弱で戦争に行けないことに引け目を感じていたが、トミは手紙で「あんたにはあんたのやり方で、お国のためにできることが必ずやある」「劣等感を抱く必要はありまへん」「果物でも人間でも上等なものほど痛みやすいのです。母があんたを上等な人間に育てたんです」と励まし、「あんたはそのままでええのです」と愛助を全肯定した。
これに背中を押された愛助は「僕はもう子供やないで。しばし見守っとってください」と坂口に伝え、部屋を出て行った。坂口は真っ青になって、「あかん……社長に殺される」とおびえた様子を見せるのだった。
愛助がトミの手紙を読む場面で、大阪本社にいるトミの姿が映し出された。わずか18秒ほどの登場だったが、存在感は十分。SNSでは「手紙一枚に漂う風格とラスボス感。これは手強い。恐ろしい」「迫力あるわ」「貫禄ありすぎる」「めっちゃ怖そうな坂口さんが恐れるトミさんってどこまで怖いんよ」といった声が上がっていた。
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