じゃあ、あんたが作ってみろよ
最終話 不器用な愛で、変われ!
12月9日(火)放送分
趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第60回が12月22日に放送された。同回で、スズ子(趣里さん)が、愛助(水上恒司さん)の母で「村山興業」社長のトミ(小雪さん)と対峙(たいじ)する場面が描かれ、視聴者が反応した。
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第60回では、トミに呼び出され、スズ子と会うのをやめるよう言われた愛助。山下(近藤芳正さん)がスズ子のマネジャーになることも認めないと告げられ、「あんたは村山の跡取りや。歌手があんたを支えることはできまへん」と言われてしまう。反論する愛助だったが、聞き入れられることはなく、スズ子に会わせるようにと言われるだけだった。こうして、スズ子は初めてトミと会うことになる。
初対面の日、スズ子に「あんたはんのことはよう存じております。ええ歌を歌いなはる」「USKの下積みで苦労もしてはるやろうし、分別のあるお人や思います」と語りかけたトミ。続けて「愛助は村山興業の跡継ぎになる人間だす。そのことを重々ご理解ください」と伝え、「話は終わりです。あとは2人でよう話しなはれ」と言い残し、部屋から出て行った。
このトミの言葉を、愛助は「僕らに任せてくれはったんかな」と前向きに解釈するが、そんな愛助にスズ子は「ちゃうわ。きっぱり別れろいうことや」と返す。そして、「ワテみたいな歌手はふさわしない思いはるのも分かりますわ」と応えた。
多くを語らずとも、スズ子に真意を悟らせるトミの言葉に、SNSでは「直接的な物言いはしないまま選択肢は一択であることをスズ子に伝えるトミさん」「強い、強すぎる。スズ子にはちゃんと伝わった。大人だから。でも愛助には受け止められない。子供だから」「歌手として認めてるからこそ『息子を支える嫁』にはなれない事を伝えてサッと去る。大阪で恐れられる存在になるわけよ……」「さすが小雪さん。貫禄出てたわ」といった声が上がっていた。
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