緊急取調室 (2025)
第7話 赤い殺意
12月4日(木)放送分
俳優の松本穂香さん主演のスペシャルドラマ「自転しながら公転する」(読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後11時59分)の第2話が12月21日に放送された。松本さん演じる主人公の与野都について、SNSで話題になった。
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ドラマは、2021年に亡くなった直木賞作家、山本文緒さんの同名小説が原作。松本さん演じる福祉用具レンタル会社の契約社員・与野都(30)は、東京のアパレル店の店長を辞め、更年期障害の母・桃枝(鶴田真由さん)を支えるため地元の茨城県へ。回転すし店でアルバイト中の羽島貫一(藤原季節さん)と出会ってひかれていくが、2人の将来に不安を抱いていて……というストーリー。12月14~28日の3週連続で放送される。
第2話では、“優しくていい奴”だが、中卒で元ヤンの貫一と付き合う都は、「彼と結婚しても、お金には苦労するんだろうな……」と現実的なことも考えていた。そんな中、貫一が都の実家へ来ることになるが、貫一が現在無職であることが明らかになり……と展開した。
都の誕生日を祝い、貫一はサプライズでネックレスをプレゼント。「誕生日だろ?」とレストランでの食事をおごってくれた貫一だったが、都は貫一が持っていた古い財布が気になる。その後、貫一からもらったネックレスが10万円だったことを知った都は、「こんな高いものもらえないよ!」と貫一に伝えるのだった。
さらに、「こんなネックレス買うお金あったら、洗濯機でも買った方がいいってことくらいわかるよ」「貫一はお金の使い方が刹那(せつな)的すぎる! 10万円あったらお財布だって新しいの買い替えられるよ」と前から思っていたことをズバズバと言って、貫一を怒らせてしまう。
後日、そんな貫一と出来事を聞いた友人・そよか(小林涼子さん)から、「不安の根本は貫一さんというより、自分に自活できる経済力がないことなんじゃない?」と指摘された都。その後、「考えてみれば、貫一と結婚するメリット、デメリットばかり考えていたけど、向こうにしてみれば私と結婚するメリットはとくにない……」という都のモノローグが流れる展開だった。
SNS上では、「都の不器用な生き方が、自分に重なるなぁ……」「まるで少し前の私を見ているようだった」「貫一&おみや幸せになってほしい」「貫一くんは奇麗ですてきな都さんに似合うと思って10万のネックレス買ったんだよね。都さんの言うことは正論。正しいけど苦しい」「結婚にメリットなんかない。好きな人とずっと生きてくってだけ」「みゃーは今の価値観のまま結婚すると、誰が相手でも何かしら自分と合わない不満を溜めていって幸せには感じられないと思うわ」など、さまざまな声が上がり、話題になった。
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