俳優の松本穂香さん主演のスペシャルドラマ「自転しながら公転する」（読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後11時59分）が12月14〜28日の3週連続で放送される。原作は2021年に亡くなった直木賞作家、山本文緒さんの同名小説。俳優の藤原季節さんも出演する。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　松本さん演じる福祉用具レンタル会社の契約社員・与野都（30）は東京のアパレル店の店長を辞め、母親の介護のため地元・茨城へ。回転すし店でアルバイト中の羽島貫一（藤原さん）と出会ってひかれていくが、2人の将来に不安を抱いていて……。

　ベトナム人留学生役でTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの長谷川慎さん、都の母親の与野桃枝役で鶴田真由さんも出演。脚本は、映画「アキラとあきら」（2022年）やドラマ「君と世界が終わる日に」（2021年）などを手掛けた池田奈津子さんが担当する。

　第1話は……憧れだった東京を離れ、地元へ戻って1年。地元の友達が次々と人生のステップを進めてる中、30歳・独身の都は、自分のことだけ考えていればよかった日々が終わり、更年期障害の母・桃枝（鶴田真由さん）を支えるために実家に居る。

　浮いた話もなく、気持ちが焦るばかりの都はある日、回転寿司屋で働く羽島貫一と出会う。「幸せになりたい」と願う都の世界は少しずつ動いて……。