自転しながら公転する:ラストの松本穂香&藤原季節が話題に「絶妙によかった」 「続きが見たい」「原作気になる」の声も

スペシャルドラマ「自転しながら公転する」最終回の一場面(C)ytv
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スペシャルドラマ「自転しながら公転する」最終回の一場面(C)ytv

 俳優の松本穂香さん主演のスペシャルドラマ自転しながら公転する」(読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後11時59分)の最終回が12月28日に放送された。ラストの展開が、SNSで話題になった。

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 ドラマは、2021年に亡くなった直木賞作家、山本文緒さんの同名小説が原作。松本さん演じる30歳の福祉用具レンタル会社の契約社員、与野都は、東京のアパレル店の店長を辞め、更年期障害の母、桃枝(鶴田真由さん)を支えるため地元の茨城県へ。回転すし店でアルバイト中の羽島貫一(藤原季節さん)と出会ってひかれていくが、2人の将来に不安を抱いていて……というストーリー。12月14~28日の3週連続で放送された。

 最終回では、貫一の“第二の家族”檜山優(田中偉登さん)から、優の父親が危篤との連絡が入り、都と貫一は交代で運転し松本へ向かう。しかし、スピードの出しすぎで警察から呼び止められ、貫一が無免許だったことが発覚。それ以降、貫一から連絡はなく……。

 終盤では、貫一が働く店へ都が訪れる展開に。都が食事をする中、やってきた貫一はラストオーダーであることを告げる。都は「最後に一貫だけ。オススメはありますか?」と聞くと、貫一は「サバ、召し上がりました?」といい、慣れた手つきで握った一貫を都の前に置く。貫一が握ったすしを食べた都は、「おいしいです」と伝える。

 そんな中、「割れ鍋に会いに来た」と切り出した都は、「お互い足りないところがあるけど、お互い補い合って生きていく。そういう関係のことを『割れ鍋にとじ蓋(ぶた)』って言うんだよね? 割れ鍋に会いに来た。とじ蓋」と貫一と自分自身を指さす。「うんちくうぜえ」と言う貫一をじっと見つめた都は、自分の手を伸ばし、貫一の手に触れるところでドラマが終了した。

 SNS上では、「ラストシーン絶妙によかった」「最後の2人がとても良かった」「2人のその後に思いを巡らせるような余韻のあるラストで、見て良かった」「いいラスト。 も一回1話から見る。原作も読む」「山本文緒先生は大好きな作家さんのお一人なので、ドラマ化うれしかったです。すてきな作品をありがとうございました」といった感想が書き込まれた。

 ほかにも、「そこで終わるのか~! もう少しだけでいいから、2人が一緒に暮らす日々とか見たかった」「続きが気になる終わり方……」「なんか空気感が良かったな。原作気になったわ」「藤原季節さんの貫一、すごく良かったなあ」「どのキャラにも共感できる部分が多くて面白かった! キャストも良かった」などと、話題になった。

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