良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の吉高由里子さん主演の2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第1回「約束の月」が、1月7日に放送され、主人公・まひろ(のちの紫式部)が悲劇に襲われた一方で、熱演を披露した子役の落井実結子ちゃんにも注目が集まった。
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第1回では、京に生を受けた少女・まひろ。父・藤原為時(岸谷五朗さん)の政治的な立場は低く、母・ちやは(国仲涼子さん)とつつましい暮らしをしている。ある日まひろは、三郎(のちの藤原道長、木村皐誠さん)という少年と出会い、互いに素性を隠しながらも打ち解けあい、再び会う約束を交わす。
終盤、道長の次兄・藤原道兼(玉置玲央さん)は、自身の横暴さを指摘されたことで、三郎に八つ当たり。さらに、その様子を母の時姫(三石琴乃さん)にとがめられたことで、怒りの行き場を失う。
その後、道兼が馬を駆りどこかへ向かっているところに、運悪くまひろが遭遇。落馬してしまった道兼は、当然のようにまひろを足蹴にするが、そこへまひろの母・ちやはが割って入る。
一度は怒りを収めようとした道兼だったが、従者から「道兼様を黙らせるとは、肝の座ったおなごでございます」と言われたことで、再び導火線に火が付き、刀を手に取ると、後ろからちやはをブスリと一刺し。ちやはは帰らぬ人となってしまった。
まひろの父・為時は「子供たちのため」と、ちやはの死因を「急病」と偽るという苦渋の選択をする。しかし、目の前で母を亡くしたまひろは納得がいかず、「道兼が殺したの」「なぜ! 母上は殺されたのよ! 父上! なぜ! 道兼を捕まえて! 人殺しを捕まえて!」と涙ながらに訴える。「それはできない」という為時に、まひろは「なぜ」という言葉を何度も繰り返すが……と展開した。
まひろ役の実結子ちゃんは2014年3月14日生まれの9歳。大河ドラマは、2022年の「鎌倉殿の13人」に続く出演で、前回は源頼朝(大泉洋さん)の愛娘・大姫の少女時代を演じた。大姫役のときも、父への助命嘆願がかなわず、いいなずけの源義高(市川染五郎さん)を亡くしていて、2作連続の“悲劇”を演じることとなった。
SNSでは「チビまひろちゃんて顔もお名前も見覚えあるしてっきり朝ドラの子役ちゃんかと思ったら、鎌倉殿のチビ大姫か。相変わらずの美少女ぶり!」「チビまひろちゃんの中の子は実は鎌倉殿のチビ大姫なんですよね…」「『光る君へ』のチビまひろさんと、『鎌倉殿の13人』でチビ大姫は同じ俳優さんなのか…。どちらも大切な人とつらいお別れをしてしまって……」といった声が上がった。
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