SixTONES松村北斗:会社員だったら「ギリギリ遅刻」 「社会に出られなかった」と自虐も

映画「夜明けのすべて」プレミアナイトに登場した「SixTONES」の松村北斗さん
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映画「夜明けのすべて」プレミアナイトに登場した「SixTONES」の松村北斗さん

 人気グループ「SixTONES」の松村北斗さんが1月11日、東京都内で行われた映画「夜明けのすべて」(三宅唱監督、2月9日公開)のイベントに出席した。松村さんは俳優の上白石萌音さんと同映画のダブル主演を務め、同僚を演じる。松村さんは「会社の中でどんな社員になるかと聞かれ、「ギリギリ遅刻してくるやつ」と回答した。

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 続けて「苦手なんですよ、約束の時間通りに行くの。だから『もうアイツいいって』と思われながら、会社で肩身が狭い思いをしていると思います」と想像を巡らせていた。上白石さんが「社会人としてはよろしくないと思いますけど……」というと、松村さんは「僕らは社会に出れなかった人間たちなんで」と自虐的にコメントした。

 映画は瀬尾まいこさんの同名小説「夜明けのすべて」(水鈴社)が原作で、オリジナルの要素を加え、2022年に公開された「ケイコ 目を澄ませて」で数々の賞を受賞した三宅監督が16ミリフィルムで撮影した。三宅監督は脚本家の和田清人さんとともに共同脚本も手がけている。

 月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石さん)と、パニック障害を抱えてさまざまなことをあきらめて生きがいも気力も失っていた同僚の山添孝俊(松村さん)。職場の理解に支えられながら、2人に同志のような特別な気持ちが芽生え、自分の症状は改善されなくても、相手を助けることができるのではないかと思うようになる、というストーリー。イベントには、俳優の光石研さん、三宅監督も出席した。

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