オクラ~迷宮入り事件捜査~
第11話 バディ終焉!最後のねつ造
12月17日(火)放送分
趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第15週「ワテらはもう自由や」(第67~71回)が1月8~12日に放送された。同週の放送をSNSで盛り上がったコメントなどで振り返る。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター、笠置シヅ子(1914~85年)が主人公のモデルとなる。激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。
第67回は、終戦の日。スズ子(趣里さん)たちは巡業先の富山で玉音放送を聞く。りつ子(菊地凛子さん)は慰問先の鹿児島で敗戦を知る。そして、羽鳥善一(草なぎ剛さん)は上海で、日本に戻ることができるかどうかわからず不安にかられていた。公演が中止となったスズ子たちは、混み合う汽車に乗って東京へ戻ると、愛助(水上恒司さん)の病状も分からず、不安を抱えたまま自宅へ帰る。
同回の終盤で、羽鳥が楽譜を書いていると、男が押し入ってきた。その男は中国語で「羽鳥善一はお前か? 日本人だな?」と羽鳥に拳銃を向ける。羽鳥は中国語で「私はただの音楽家だ」と返すが、強引に腕を引っ張られ、部屋の外へ連れ出されてしまった。SNSでは「またエラいとこで終わったで。羽鳥先生ーーー」「やばい、羽鳥先生! 逃げて!」「上海の羽鳥さんが心配だ。どうか無事で!」といった声が上がった。
第68回は、戦争が終わって3カ月、混乱は続き、スズ子たちはいまだ公演ができずにいた。愛助の病状は落ち着き、大学に復学することにする。スズ子はお祝いをしようと、小夜(富田望生さん)とともに闇市に食料の調達に出かける。闇市で米兵に出くわした小夜は、カタコトの英語でチョコレートをもらうことに成功し、スズ子を驚かせる。そして、闇市で宝くじを見つけたスズ子は運試しに購入する。
終盤、楽団のマネジャー・山下(近藤芳正さん)がスズ子の自宅へやって来て、「日帝劇場再開だす! 公演の依頼来ました」とうれしい知らせを届ける。スズ子は2週間後に開催される茨田りつ子らスター歌手をそろえた歌謡ショーへの出演を快諾。愛助と山下と3人で抱き合い、劇場の再開を喜んだ。この展開に、SNSでは「劇場再開! やっと歌える!」「華やかな舞台が楽しみ」「希望の光が差してきてよかった」「スウィングの女王の復活だ!」などと歓喜の声が上がった。
第69回は、スズ子に久しぶりの公演依頼が来て、楽団員たちは曲順を話し合う。1曲目は戦争中には歌えなかった「ラッパと娘」。スズ子は本番に向けて、感覚を取り戻そうとするが、少し不安も抱えていた。一方、同じ公演に出演する茨田りつ子は、慰問先での出来事を忘れられず心に傷を負っていた。本番当日。まずはりつ子が、ステージへと歩みを進める。
ステージに立ったりつ子は、「このような日々がどこまでも続いていきますように」と話すと、自分の歌を聞いて飛び立っていった特攻隊員たちを思い、「別れのブルース」をフルコーラスで熱唱し涙を流した。りつ子のモデルは「ブルースの女王」といわれた歌手の淡谷のり子さん。菊地さんの魂のこもった歌声に、SNSでは「迫真の『別れのブルース』に圧倒されました」「まるで淡谷のり子さんが乗り移ったかのよう」などと称賛の声が上がっていた。
第70回は、りつ子の歌に続いて、ついにスズ子の出番がやって来る。スズ子は真っ赤なドレスをまといステージに登場。これまでたまり続けたうっぷんをすべて晴らすかのように、こん身のパフォーマンスを見せる。ステージ狭しと踊りながら歌うスズ子の「ラッパと娘」に、満員の会場は大盛り上がりとなる。客席には、上海から命からがら日本に戻ってきた羽鳥善一の姿があった。
“スウィングの女王”福来スズ子が完全復活した圧巻のステージに、SNSでは「今まで以上にパワーアップして、新時代の到来を観客に伝える熱い舞台だった」「スズ子の『自由に歌える喜び』がより深く伝わった」といった声が上がった。
また、羽鳥は終演後、りつ子とスズ子の楽屋を訪ね、「あの頃以上の素晴らしいステージだった」と2人のパフォーマンスを称賛した。上海から無事帰国した羽鳥に、SNSでは「ご無事でよかった。お帰りなさい」「羽鳥先生が物語をけん引してるキーマンだなー登場すると空気が変わるわ」といった声もあった。
第71回は、公演が再開して以来、スズ子たちに依頼が殺到し、毎日休みなくステージで歌う日々が続いていた。楽団員からは、予定が合わないという話や、遅刻や早退する者も出てくる。スズ子は楽団員の三谷(国木田かっぱさん)や四条(伊藤えん魔さん)が他の楽団のが助っ人をしていること、一井(陰山泰さん)と二村(えなりかずきさん)のもとにも別の楽団から引き抜きの話が来ていることを知る。付き人の小夜(富田望生さん)までも体調が悪いと早退する日が続いていたが、実は闇市で仲良くなった米兵・サム(ジャック・ケネディさん)と逢瀬(おうせ)を重ねていた。
そんなある日、スズ子は楽団員たちに、楽団の解散を告げる。スズ子は、戦中の苦しいときを共にしてくれたことに感謝しつつ、「もうみんな好きなときに好きな音楽で食べていける。ワテらはもう自由や!」と笑顔で楽団員たちに伝えた。
スズ子は小夜に「今後も付き合うてもらうつもりやから、またよろしく頼むな」と伝えるが、小夜は意を決した様子で「オレ、決めました。今日でスズ子さんの付き人やめます」といい、そのまま走り去った。
小夜が「やめる」と言い出す急展開に、SNSでは「小夜ちゃん、理由ぐらい言って!!」「どうなるの!?」「サムとアメリカ行っちゃうかな」「かなり心配」と困惑する声が続いた。
柳楽優弥さん主演の連続ドラマ「ライオンの隠れ家」(TBS系、金曜午後10時)。12月20日放送の最終第11話のあらすじと場面写真が公開された。
俳優の岡田将生さん主演の連続ドラマ「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系、木曜午後9時)最終第9話が12月19日に拡大スペシャルで放送される。
俳優の柳楽優弥さん主演の連続ドラマ「ライオンの隠れ家」(TBS系、金曜午後10時)の第10話が12月13日に放送された。尾野真千子さん演じる愛生が、柚留木(岡山天音さん)を抱きし…
俳優の鈴鹿央士さんと松本穂香さんがダブル主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ「嘘解きレトリック」(月曜午後9時)の最終話が、12月16日に放送された。加藤小夏さんが、祝探偵事務所に…