海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第86回が2月2日に放送され、病死した愛助(水上恒司さん)がスズ子(趣里さん)に残した最期の手紙に、視聴者が号泣した。
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第86回では、スズ子が出産してから2日。羽鳥善一(草なぎ剛さん)と麻里(市川実和子さん)の家族が見舞いに駆け付け、スズ子は幸せな時間を過ごす。しかし、スズ子はまだ、愛助が亡くなったことを知らされずにいた。
そんな中、スズ子は山下(近藤芳正さん)と坂口(黒田有さん)の様子がおかしいことに気がつき、二人に何かあったのかと聞く。すると山下は、意を決したように「ボン(愛助)は亡くなりました」と告げる。大きなショックを受けたスズ子は、涙も流さず、ただ呆然(ぼうぜん)とベッドの上に座っていた。
そんなスズ子のもとに、大阪から矢崎(三浦誠己さん)がやってくる。矢崎は愛助がスズ子のために貯めていた預金通帳と手紙を渡す。愛助が最期に書いた手紙には、初めて二人で訪れた旅行先で撮った笑顔の写真が添えられ、「僕はスズ子さんに出会えて本当に幸せやった」「生まれてくる子が男の子やったら名前はカブトにしてください」「生まれてくるんが女の子やったら、名前は愛子にしてください」「スズ子さん、つらいことがあったら歌ってください。そして今、スズ子さんの横で可愛い顔してる赤ちゃんを見てください。その子は僕らの宝物や」とつづられていた。
愛助の手紙を読み終えたスズ子は、「愛助さん……」と手紙を抱きしめ、声を出して泣いた。そして、泣き出した赤ちゃんを抱っこすると「愛子」と呼びかけ、「お母ちゃんな、あんたと一緒に生きるで!」と誓うのだった。
愛助がつづったスズ子への最期の手紙に、SNSでは「朝から嗚咽(おえつ)」「愛助の無念さが伝わって号泣」「スズ子を優しく導く、愛と希望にあふれたいい手紙だった」「涙があふれて仕方ない。言葉にならないわ」「過去一泣きました」「強烈な愛助ロス」といった声が上がっていた。
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