終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
俳優の今田美桜さんが、4月13日にスタートする日本テレビ系の新ドラマ枠「土ドラ9」(土曜午後9時)の第1弾「花咲舞が黙ってない」の新シリーズで主演を務めることが2月15日、明らかになった。
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銀行を舞台にした池井戸潤さんの小説「不祥事」(講談社文庫、実業之日本社文庫)を原作に、2014年と2015年に杏さん主演でヒットした同名ドラマの新シリーズ。今回は今田さんを主演に据え、前作放送後、池井戸さんが手がけたドラマと同名の新作小説(中公文庫、講談社文庫)をドラマ化する。新作小説は銀行の大合併が描かれ、新たな敵役も登場する。
新シリーズで今田さんが演じる花咲舞は、メガバンク「東京第一銀行」を舞台に、窓口係から突然、本部の臨店班に異動になり、毎回訪問する支店で巻き起こる事件や不祥事をスッキリ、ズバッと見事に解決していく。不正を絶対に見て見ぬふりできない花咲舞は、弱い立場の人たちのために立ち上がる痛快エンターテインメント作品となる。
出世をあきらめた元融資マンの相馬健と舞の名コンビはシリーズの名物だが、今作では新たな強敵として、上層部からの刺客である昇仙峡(しょうせんきょう)玲子が登場する。銀行の古い体質に抗う舞たちの前に、スーパーエリートが大きく立ちはだかる。
今田さんにとっては2022年4月期のドラマ「悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」以来、2年ぶりの日テレ系ドラマ主演。今作について、「10年前に大ヒットしたドラマの新シリーズを担当できるのは光栄です。私が演じる花咲舞は、いまだに古い体質が残る銀行を舞台に、忖度(そんたく)や権力など関係なく立ち上がって、ズバッと物申していく銀行員。曲がったことが許せない姿勢に私も力をもらいますし、視聴者の皆様が爽快な気持ちになれるような、そんな土曜日にできたらうれしいです」とコメントしている。
原作の池井戸さんは、新シリーズのドラマ化について「装いも新たに、花咲舞が帰ってきてくれました。少しおてんばなところもあるけれど、曲がったことは大嫌い。そして相手が誰だろうと理不尽には黙っていない――。そんな花咲舞を今田美桜さんがどう演じられるか、本当に楽しみです。自分は小さな存在でも、旧態依然とした大企業の闇に力いっぱい立ち向かう花咲の姿は、見る人たちに勇気を与え、閉塞感漂う今の世の中に吹く一陣の風になってくれるでしょう。一視聴者として、土曜日午後9時が待ち遠しいです。花咲よ、風になれ!」とコメントを寄せた。
これを聞いて、今田さんは「うれしいです! 原作を読ませていただいて、勇気をもらいました。ドラマを見られる皆様にその感動を伝えたいです」と決意を新たにしている。
ドラマ「花咲舞が黙ってない」の新シリーズは、4月13日午後9時スタート。相棒の相馬健役や昇仙峡玲子役らその他のキャストは今後発表される。
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