俳優の加藤雅也さん(60)が、3月13日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。6年前に亡くなった父親とのエピソードや、今でも支えになっている恩師の言葉について語った。
ウナギノボリ
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横浜国立大教育学部に入学し、教師を目指していた加藤さん。「教育実習とか色々と経験しますと、自分は教師の世界には向いていない人間じゃないかなと思い始めていて、ああ、ちがうなと」と当時を振り返る。
在学中、たまたま買った雑誌に掲載されていた映画サークルの広告がきっかけとなり、芸能界へ。大学卒業後、就職せずにモデルになることを父親に伝える方法に悩んだというが、バスの中で伝えることにした。
「父とバスに乗るチャンスがあって、ここで言えばまわりがいるから(父親は)怒鳴ることはできないだろう、と思った。実はモデルで、と言ったら(父親は)『お前がやりたいのなら、頑張ればいい。今までやってきた経験をいかして、問題にぶち当たったときはその問題を解決すればそれでいいじゃないか』と予想外の答えが出て」
「度量でかいと思った」父親は、6年前に他界。「父が(加藤さんのことを)自慢してまわっていたという話を聞いて、それも父の楽しみだったんだなって。そういう意味では親孝行できたなと思います」と話した。
43歳で9歳下の女性と結婚し、47歳で娘が生まれた加藤さん。幼児心理学の本を読んで、勉強した。幼稚園の送り迎えでは、膝がすり切れたジャージを着ていた先生を見かけ「子供目線だから、すり切れているんだな」と考えた。「我々が衣装合わせをするときに、色合い、形、そういうものばかり見ていますが、職業によってほころびている場所であったり、何かが違うんだなって。ああそういうことか! という気づきがまた出てきて」と話した。
そんなふうに好奇心を持ち続けている加藤さんの原点は、大学時代の恩師のアドバイス。「成功してお金が入ったらまず勉強するんだ」とアドバイスを受けた。
「勉強というのは、本を買うのも、どこかに旅行に行く“経験”というのも、お金がかかるだろと。色々な技術を身につける勉強をしなさい、と。自分の中に入ってきた知識などは、どんなことがあっても盗られることはない。車、家やなくなることもあるだろ? って。だから勉強しておけば、その知識を使ってお前がダメになってもまた復活してこいという教えだった」
今でも恩師の言葉が支えになっているという加藤さん。60代の目標については「僕にできないことはたぶん、誰かが『やりませんか?』と声をかけてこないと思っていますからどんどんやる!」と宣言していた。
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