「このマンガがすごい!2024」(宝島社)のオトコ編1位に選ばれたことも話題の平井大橋さんの野球マンガ「ダイヤモンドの功罪」のコミックス第5巻が3月18日に発売された。第5巻の発売を記念し、運動の才能に恵まれた主人公・綾瀬川次郎の人物像に迫る「#綾瀬川って何者なんだ」と題した広告が、東京・渋谷駅に掲出された。
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同作は、2023年2月に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載を開始し、運動の才能に恵まれた主人公の少年の天才ゆえの苦悩、孤独を描き、「心をえぐる」野球青春劇として人気を集めている。「マンガ大賞2024」にノミネートされたことも話題になっている。
広告「#綾瀬川って何者なんだ」は、周囲のキャラクターの言葉から綾瀬川次郎の人物像に迫る内容で、不穏さのにじむビジュアルとなっている。「みんなジローがどんだけすごいかわかってない」という称賛や「おまえはカスや……」という非難など、関わる人によって大きく異なる言葉から綾瀬川の苦悩や孤独を表現した。「週刊ヤングジャンプ」の公式X(ツイッター)では、広告内の綾瀬川にまつわる10人の言葉に、さらに10人分を追加し、計20キャラクターの言葉をまとめたツリー投稿を実施する。
「ダイヤモンドの功罪」は、恵まれた才能ゆえに「自分のせいで負ける人がいる」「自分のせいで夢をあきらめる人がいる」と、どんなスポーツを始めても傷つき、孤独を抱えていた主人公の少年・綾瀬川次郎が、“楽しい”がモットーの弱小少年野球チーム「バンビーズ」と出会う……というストーリー。みんなと楽しく野球ライフを謳歌(おうか)する綾瀬川だったが、徐々に仲間との不協和音が生じることになる。コミックスの累計発行部数は約70万部。
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