光る君へ:ファーストサマーウイカ、定子は“推し”で尊い存在? 「清少納言」爆誕! 「あぁ…いいっすね!」って

NHK大河ドラマ「光る君へ」第15回の場面カット (C)NHK
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NHK大河ドラマ「光る君へ」第15回の場面カット (C)NHK

 俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第15回「おごれる者たち」が、4月14日に放送され、ききょう(ファーストサマーウイカさん)が、藤原定子(高畑充希さん)と初対面。定子から「清少納言」の名を与えられる様子が描かれ、SNSでは「清少納言爆誕」と話題となった。

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 ききょう役のファーストサマーウイカさんは、定子について「清少納言にとって、きっと定子様というのは、史実で読んでいても『推し』。神とか宗教的な心酔というよりかは『推し』の感覚にすごく近いんじゃないかな。」と位置付ける。

 「『尊い』『一挙手一投足がいとおしい』『愛くるしい』、娘でもなく恋人でもなく、だけど命を懸けてお守りしたいとか。最大の雇い主ではあるけれども、『推し』の感情に近いんだろうなというのは思いますね」と語った。

 歌人の父・清原元輔(大森博史さん)の姓から「清」をとり、別れた夫が「少納言」(ききょう自身は否定)であったことからから付けられた「清少納言」という名前については「まったく新しい名前にして、すべての人生をゼロにしてリスタートします、じゃなくて、『あなたの今までの人生を背負って学んだものとかをすべて持ってきて宮中で私の力になってね』って言われたような気がした」といい、「『あぁ、清少納言……いいっすね!』って」と役の気持ちを代弁。

 さらには「『なんで元夫のやつ、入れなきゃいけないんだよ』とか『おやじの名前かよ』みたいなことじゃなくて、全部を認めてくれたような器みたいなものを名前から感じて、『いい名前だな』と思っていたんじゃないかな」と結論づけた。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の長編小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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