良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
今田美桜さん主演で、2025年度前期に放送されるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」で、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさんをモデルにした柳井嵩役を、俳優の北村匠海さんが演じることが4月26日、明らかになった。柳井嵩は、ドラマのヒロイン・朝田のぶ(今田さん)と夫婦となる男性。
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制作統括・倉崎憲チーフプロデューサーは、「ヒロインと同様に、毎朝ずっと見たくなるような人って誰だろうと考えて真っ先に思い浮かんだのが、北村匠海さんです」と明かす。
その上で「役者としてだけでなくアーティスト活動含めご活躍されていながらも、ずっと新鮮さも保ち続けている唯一無二の存在です。北村さんと初めてお会いしてじっくりお話させていただいたときに、彼の思考の深さに驚きました。ライブでも歌っている瞬間だけでなく、MCで観客に語りかけていたその言葉一つ一つに、彼にとって“生きる”ことへの思いが、静かに、でも確実にあふれていました」とコメント。
「そんな彼の姿勢に触れるたびに、やなせさんが作詞を手がけた『手のひらを太陽に』や『アンパンマンのマーチ』の詩ともどこかリンクする部分も感じ、北村さんと共に挑んでみたい気持ちになったのです」と明かし、「今田美桜さんと北村匠海さんのコンビを、今から楽しみにお待ちいただけたら幸いです」と視聴者に呼びかけた。
「あんぱん」は、脚本を「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)シリーズなどで知られる中園ミホさんが手掛け、まだ何者でもなかったやなせさんと妻・小松暢さんが、あらゆる荒波を乗り越え、アンパンマンにたどり着くまでの、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」を描く。
柳井嵩は、幼少期に新聞社の特派員だった父を亡くして伯父の家に引き取られ、転校先の学校でのぶに出会う。若い頃からマンガや絵を愛した。
製薬会社の宣伝部に就職するも、徴兵され戦争に出征することになる。戦後、高知の新聞社でのぶと再会する。のぶを追って上京後、百貨店の宣伝部での勤務を経て、のぶの後押しもあり思いきってマンガ家として独立し、さまざまな活動をしていくようになる。
朝ドラは現在、伊藤沙莉さん主演の「虎に翼」が放送中、2024年度後期は橋本環奈さん主演の「おむすび」が放送される。
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