終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
木村拓哉さん主演の連続ドラマ「Believe-君にかける橋-」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第7話が6月6日に放送され、「龍神大橋」崩落事故を手引きした黒幕として、意外な人物が浮上した。
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逃走を続ける狩山(木村さん)が、龍神大橋工事の一次下請業者「坂東組」の坂東社長(北大路欣也さん)の元へ。狩山が問い詰めると、坂東は、同じく下請け業者の社長の若松(竹内涼真さん)が故意に事故を引き起こしたことを知っていた、と告白する。
狩山は坂東の良心に訴え、法廷での証言を懇願した。狩山の必死の訴えに突き動かされた坂東も一度は了承するが、それを察知してか、帝和建設常務の桑原(岩谷健司さん)が坂東を訪問。「帝和建設にはお付き合いをする会社を選ぶ権利がある」と優先的地位を利用して脅しにかかった。
この脅しに屈した坂東は、狩山に「すまん、会社を投げ出すわけにはいかん」と謝罪し、証言することを撤回。協力を求める狩山の訴えにも「理想や正義で飯は食えん。ゼネコンにいたあんたにはわからないんだ! 俺たち下請けとあんたらの間には大きな河がある。そこに橋はかかっていない」と突き放した。
だが、坂東はそこで、若松が桑原から金を受け取っていたという新事実を明かす。そして「(事故を故意に起こすよう)指示したのは(帝和建設の)磯田社長だろう。その後ろにはもっとでかい存在がいるはずだ」と述べ、磯田(小日向文世さん)が事故を手引きしたのではないか、という驚きの筋読みを口にした。
さらにラストには、入院中の狩山の元部下・南雲(一ノ瀬颯さん)の病室のシーンに。南雲は、婚約者の絵里菜(山本舞香さん)に自分は全てを知っていたと懺悔(ざんげ)した。
驚きの新事実が次々と明かされた第7話。SNSで視聴者からは「指示したのは磯田社長!?」「えぇぇ~南雲!!! お前最初から……」「帝和建設が自ら事故起こしたことにもびっくりなんだけど、裏金渡したのが南雲ってことにもびっくり」「裏切者ばかり」「もう誰も信じられない」「Believeってタイトルすごいな、、、1話のうちに何度も信用して良いのかダメなのかと惑わされる」「結局誰も信じてはいけない なのにタイトルはbelieve」といった声が次々と上がっていた。
ドラマはテレビ朝日開局65周年記念作品で、井上由美子さんの脚本。大手ゼネコン「帝和建設」土木設計部の部長・狩山が、心血を注いだ龍神大橋崩落事故の責任を取らされ、会社の隠蔽工作の犠牲となり逮捕。真実を明らかにするため脱獄して奮闘する、というストーリー。
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