相葉雅紀さんが主演した2013年1月期のフジテレビ系連続ドラマ「ラストホープ」が、同局の平日午後1時50分～3時45分の再放送枠「ハッピーアワー」（関東ローカル）で7月10日から放送を開始する。ここでは、7月10日午後1時50分から再放送される第1話を紹介する。

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　◇第1話（7月10日午後1時50分～2時48分）

　ドラマは、2013年1月期にフジテレビ系“火9”（火曜午後9時）枠で放送された。相葉さんにとっては初めての医師役で、患者の秘めた感情を読み取ることができる総合医・波多野卓巳を演じている。患者の病気を総合的に診断、治療する高度先端医療センターを舞台に、多部未華子さん演じる冷静沈着な救命医出身の脳神経外科医・橘歩美、田辺誠一さん演じる自信過剰な外科医の高木淳二ら、年齢、性別、キャリア、専門などが異なる医師たちで結成された医療チームの物語。他に小池栄子さん、北村有起哉さん、小日向文世さん、桜庭ななみさん、高嶋政宏さん、平田満さんらが出演。

　物語は……帝都大学医学部附属病院は、高度先端医療センターを発足。診療科ごとに分かれていた先端医療を集約することで、患者の病気を総合的に診断、治療するという画期的な試みだった。専属メンバーは総合医の卓巳（相葉さん）、脳神経外科医の橘歩美（多部さん）、心臓外科医で消化器外科医でもある高木淳二（田辺さん）、血液内科医の荻原雪代（小池さん）、神経眼科医の副島雅臣（北村さん）、先端応用医学研究室教授兼研究医の古牧利明（小日向さん）。彼らを集めたのは、センター長の鳴瀬哲司（高嶋さん）だった。

　卓巳は問診に時間をかけるため、担当の時間にはいつも患者の渋滞が起こってしまい、看護師の時田真希（桜庭さん）らを困らせていた。しかし、それは患者とじっくり向き合い、お互いに信頼し合うための卓巳のやり方だった。また、卓巳は診断に悩んだ時、必ずメンバーを呼ぶ。

　この日は、歩美が呼ばれた。患者は宮本孝介（佐藤祐基さん）で肝臓や直腸など多臓器に腫瘍を患っており、心臓バイパス手術も受けているため、15もの病院で治療を断られた末にここにたどり着いたという。冷静に医師の話を聞く孝介とは対照的に、付き添って来た婚約者の森田理沙子（佐藤江梨子さん）は不安そうだった。治癒の可能性はゼロではないという歩美の言葉も得て、卓巳は治療を請け負う……。