全領域異常解決室
第7話 すべてお話します 物語はここから始まった
11月20日(水)放送分
俳優の寺田心さんが、横浜流星さん主演で、2025年1月5日にスタートするNHK大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」で、田安賢丸を演じることが7月15日、分かった。寺田さんは2017年放送の「おんな城主 直虎」以来、8年ぶりの大河ドラマ出演。
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田安賢丸は、「御三卿」の一つ、田安徳川家の七男。後に「寛政の改革」を行う“松平定信”。 幼少期より聡明で、兄たちが体が弱かったため、若くして田安家の後継者に。また、10代将軍・家治の後継と目されていた。陸奥白河藩の養子にむかえられ、幕政の中心から遠のくも、田沼意次の失脚後は11代将軍・家斉の命で老中となり、寛政の改革を行う。寛政の改革 では、風紀の取り締まりから蔦屋重三郎に厳しい処分を科すこととなる。
寺田さんは「『大河ドラマ』というとても大きな場所に田安賢丸・松平定信として参加させていただけることに緊張と幸せを感じています。「クランクインが偶然にも僕の16歳の誕生日と重なり、今年もまた思い出に残る日となりました」とコメント。「小さい頃から、尊敬している渡辺謙さんと、またお芝居で向き合えることが嬉しく、田沼意次役で現場でお会いしたときには胸がいっぱいになりました。聡明で芯を強く持ち、いずれは田安家を継いで将軍になるだろうと言われていた賢丸を精いっぱい演じたいと思っています」と語っている。
「定信は日常の些細な幸せを大切にし、国民の事を誰よりも考えたのではないかと僕は思っています。そんな名君、福島の白河藩主を凛々しく演じさせていただきたいと思います。 福島の皆様、楽しみにしていただけたらうれしいです」と思いを明かした。
この日は「“田沼時代”を生きる江戸城の人々」として11人の新キャストが発表された。石坂浩二さんが“西の丸の爺”こと老中首座の松平武元、生田斗真さんが11代将軍・家斉の父・一橋治済、中村隼人さんが後の“鬼平”こと長谷川平蔵、眞島秀和さんが10代将軍・徳川家治、高梨臨さんが“幻の11代将軍の母”知保の方を演じる。
さらに奥智哉さんが文武両道の“幻の11代将軍”徳川家基役、映美くららさんが11代将軍・家斉の乳母の大崎役、吉沢悠さんが親田沼派の勘定奉行・松本秀持役、矢本悠馬さんが反田沼の“世直し大明神”佐野政言役、相島一之さんが田沼の外戚の老中・松平康福役で出演することも明らかになった。
「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎の生涯を描く。制作側は「親なし、金なし、画才なし……ないない尽くしの生まれから“江戸のメディア王”として時代の寵児(ちょうじ)になった快男児」と銘打つ。
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