ドラマ1週間:来年の大河「べらぼう」で鉄拳が浮世絵師に 飯島直子、市原隼人も出演 鈴鹿央士と松本穂香で10月期の“月9”にW主演

2025年1月5日スタートのNHK大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」に出演する鉄拳さん
1 / 1
2025年1月5日スタートのNHK大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」に出演する鉄拳さん

 1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(8月24~30日)は、来年のNHK大河ドラマべらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」にお笑い芸人でイラストレーターの鉄拳さんが浮世絵師、礒田湖龍斎役で出演する話題、鈴鹿央士さんと松本穂香さんが10月期のフジテレビ系“月9”ドラマ「嘘解きレトリック」でダブル主演を務めることが話題になった。前後編で取り上げる。

あなたにオススメ

 鈴鹿央士さんと松本穂香さんが、10月7日にスタートするフジテレビ系“月9”(月曜午後9時)ドラマ「嘘解きレトリック」(初回15分拡大)でダブル主演を務めることが8月26日、明らかになった。鈴鹿さんはゴールデン・プライム帯(午後7~11時)の連ドラ初主演、月9ドラマ初出演で初主演。松本さんは2016年の「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」以来8年ぶりの月9出演で、2019年の「JOKER×FACE」以来の同局の連続ドラマ主演、初の月9主演となる。2人は今作が初共演。ドラマの舞台は昭和初期。鈴鹿さん演じる鋭い観察眼を持つ貧乏探偵と、松本さん演じるウソを聞き分ける能力者の異色コンビが難事件を解決していくレトロミステリーだ。

 菜々緒さん主演で10月11日にスタートするテレビ朝日系の連続ドラマ「無能の鷹」(金曜午後11時15分、一部地域を除く)の追加キャストとして、俳優の塩野瑛久さんや井浦新さんらの出演が26日、分かった。NHK大河ドラマ「光る君へ」(総合)で一条天皇と藤原道隆を演じていた2人が、部下と上司役で再共演する。塩野さんは、衝撃的に無能な新入社員、鷹野(菜々緒さん)と同期で、メンタルがひよわな新入社員の鶸田道人(ひわだ・みちと)を演じる。井浦さんは、鷹野や鶸田らの上司である営業部ベテラン社員、鳩山樹(はとやま・いつき)を演じる。

 阿部サダヲさん主演、宮藤官九郎さん脚本で、今年1月期に放送された連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系)が、韓国でリメークされることが26日、明らかになった。韓国版を手掛ける制作会社「Basestory」のキム・ジョンミ代表は「オリジナルのドラマは過去と現在を行き来する主人公を通じて、時代を超えても変わらない『理解』と『寛容』の価値を伝えてくれました。韓国らしい要素とオリジナルドラマが持っている温かさを盛り込み、韓国の視聴者にも深い感動と共感を呼び起せたらうれしいです」とコメントしている。

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第106回が26日に放送され、アイドルグループ「日向坂46」元メンバーの渡邉美穂さんが、新人判事補の秋山真理子役で初登場した。同回では、義母の百合(余貴美子さん)が作った弁当を持って出勤した寅子(伊藤さん)。昼休みになると、寅子に懐く新人判事補の秋山がやって来て、2人は一緒に弁当を食べた。SNSでは「ついに日向坂出身から朝ドラ出演!」「秋山さん可愛い」「キャラが濃いな」「昭和の人の雰囲気が出てる」などと話題になった。

 2025年1月5日にスタートするNHK大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」の新キャスト11人が27日、発表された。お笑い芸人でイラストレーターの鉄拳さんのほか、飯島直子さん、珠城りょうさん、三浦りょう太さん、落合モトキさん、宮尾俊太郎さんが大河ドラマに初出演する。鉄拳さんは、主人公の蔦重(横浜流星さん)が企画し、西村屋与八(西村まさ彦さん)と共に出版した「雛形若菜初模様」を手掛けた浮世絵師、礒田湖龍斎(いそだ・こりゅうさい)、飯島さんは蔦重の義理の母、ふじ、珠城さんは女郎屋の松葉屋(正名僕蔵さん)の番頭新造、とよしまをそれぞれ演じる。

 また、NHK大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」では、俳優の市原隼人さんも出演することが27日、分かった。市原さんが大河ドラマに出演するのは「おんな城主 直虎」(2017年)、「鎌倉殿の13人」(2022年)に続き3度目。“盲目の大富豪”鳥山検校(とりやま・けんぎょう)を演じる。鳥山検校は、当時吉原一の花魁(おいらん)といわれた瀬川(小芝風花さん)を、1400両で身請けした。“検校”というのは盲人に与えられた最高官位であり、鳥山は幕府の許しを得て高利貸しを行い、多額の資産を築いた。金の力ですべてを手に入れてきた鳥山だったが、唯一、妻の瀬川の心だけは自分のものにできておらず、そこに蔦重(横浜流星さん)の姿を感じ取る。

 桜井ユキさんが、東京都内で27日に行われた「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」(WOWOW)の完成披露試写会に出席。撮影を振り返り、「誰とは言いませんが、女優さんの目ん玉をなめたのは初めて。(実際には)未遂ですけど。申し訳ないぐらいの距離でやらせていただいたので、『すみません』っていう……。完成したものを見ても、距離が近くてびっくりしました」と語った。桜井さん演じる家永カノは、主人公の杉本佐一(山崎賢人さん)一行が札幌で訪れることになる「札幌世界ホテル」の若き女将で、絶世の美女という役どころ。

テレビ 最新記事