終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
俳優の趣里さんが10月期の連続ドラマ「モンスター」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)で主演を務めることが明らかになった。趣里さんにとってはNHK連続テレビ小説「ブギウギ」以来のドラマ主演で、GP帯連ドラ初主演となる。
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趣里さん演じる、“常識”にとらわれず、“感情を排除”して相手と向き合う得体の知れないモンスター弁護士・神波亮子が、時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガル・エンターテインメント。「僕の生きる道」(カンテレ・フジテレビ系)をはじめとした“僕シリーズ3部作”を手掛けた橋部敦子さんが脚本を担当する。
趣里さんが演じる神波亮子は、幼い時に母親を亡くして以来、父親と2人で暮らしてきたが、ずば抜けた才能と、裁判傍聴による莫大な知識によって、高校3年生で司法試験に一発合格。しかしその後、父が突然の失踪。亮子はその理由をなぜか追求することはなく、法曹界にも進まず、一人で暮らしてきた。
そんな時を経て2024年。亮子はひょんなことから、弁護士として働くことを決め、とある法律事務所へ。ゲーム好きだった亮子は裁判もゲーム感覚で、勝つことは当たり前。勝つためなら手段を選ばず、一見不可解な行動をとったり、相手が目を背けたくなる真実も躊躇(ちゅうちょ)することなく突きつける。そして、ハラスメントやルッキズム、生殖医療など、現代が抱えるさまざまな問題にも臆することなく挑み、彼女独自の答えを導き出していく……。
最初にお話を聞いたときは、「ワッ! 弁護士!」と思いました(笑い)。演じさせていただく神波亮子は、少し変わったキャラクターの弁護士です。楽しみでもあり、すごく身が引き締まる思いでもあり…心して演じさせていただこうと思いました。脚本を読んでみて、「えっ…?」って、なる瞬間があって、衝撃でした。エンターテインメントとしてとても面白く、最後の1秒まで見逃せないと思います。タイトルにもあるように、人間は誰しも「モンスター」になる可能性がある。毎話考えさせられる深いテーマも魅力的です。また、純粋にゲーム感覚で裁判を楽しんでいく、亮子の姿、あぶり出される人間模様をぜひ味わっていただきたいなと思います。
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