キンプリ:“オバレ”柿原徹也、前野智昭、増田俊樹が7年ぶり集結 11年前の「レインボーライブ」振り返る

「KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-」の舞台あいさつの様子(c)T-ARTS/syn Sophia/エイベックス・ピクチャーズ/タツノコプロ/KING OF PRISM Project
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「KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-」の舞台あいさつの様子(c)T-ARTS/syn Sophia/エイベックス・ピクチャーズ/タツノコプロ/KING OF PRISM Project

 人気アニメ「KING OF PRISM(キンプリ)」シリーズの劇場版最新作「KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-」の舞台あいさつが9月8日、新宿バルト9(東京都新宿区)で開催され、ボーイズユニット「Over The Rainbow(オバレ)」の神浜コウジ役の柿原徹也さん、速水ヒロ役の前野智昭さん、仁科カヅキ役の増田俊樹さんが登場した。3人がそろってイベントに登場するのは約7年ぶりで、柿原さんは「昔から応援してくださっている方、新しく応援し始めてくださった方々にお会いできてすごくうれしい」、増田さんは「新人時代の作品で、昔からお世話になっているお2人と登壇できて、当時の緊張を思い出すよう」と語った

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 増田さんは新作について「アフレコ当時はコンテの状態だったので、演じるテンション感、方向性などを探るのが難しかった。2人(前野さん、柿原さん)を信じて橋渡しを行った」と語り、前野さんは「台本の『はぐぅっ!アッーーー!』というせりふも何が正解だったのか……」と苦労を明かした。

 「キンプリ」は2013年4月~14年3月に放送されたテレビアニメ「プリティーリズム・レインボーライブ」から生まれた。「レインボーライブ」のスタートから約11年前がたち、前野さんは「序盤のヒロは方向性が定まっていなくて演じるのが難しかった。『ヒロは体はべるを求め、心はコウジを求めている』というディレクションがあり、それを声でどう表現していくのか、その感覚をつかむのに苦労したが、その積み重ねで徐々に今のヒロが仕上がっていった」と振り返り、増田さんは「その点、『プリティーリズム』から『キンプリ』までを通して一番キャラクターとして変化がないのがカヅキ。『プリティーリズム』ではみんなをまとめるお兄さん的存在として描かれていたので、新人だった当時は緊張して演じていた」と語った。

 また、「もし今後オバレの新しいストーリーが見られるとしたら何を期待しますか?」と聞かれると、ファンから「ソロのプリズムショーが見たい!」という声が上がり、3人も「確かに! それは見たいね」とうなずいた。

 最後に、増田さんは「今まで皆さんと築き上げてきたカルチャーを引き続き育て、応援してほしいです」、前野さんは「今回久々にヒロを演じることができて純粋にうれしい。皆さんの応援があればまたいつかヒロとして舞台に立った時に新しい伝説をOver The Rainbowで作り上げていきたい思います」、柿原さんは「僕たちが話すたびにサイリウムの色を変えてくれたり、これだけ長い時間が経ってもオバレを応援し続けてくれてすごくうれしい。引き続き何度も応援してください! これからもキンプリを楽しんで!」と締めた。

 「キンプリ」は、劇場版アニメとして2016年に「KING OF PRISM by PrettyRhythm」、2017年に「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」が公開。2019年には「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」がテレビアニメとして放送されたほか、劇場編集版が上映された。新作は、2020年1月に公開された「KING OF PRISM ALL STARS-オールスター☆ベストテン-」以来、約4年ぶりの劇場作品となり、「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」に新規パートを加えて再構成する。8月16日に公開された。

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