映画「ジョーカー」の続編「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」(通称「ジョーカー2」)の日本語版吹き替えキャストが発表された。ホアキン・フェニックスさん演じるジョーカー役には前作に続いて平田広明さんが決定し、レディー・ガガさん演じる謎の女性リー役には村中知さんが起用された。映画は10月11日に公開。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
平田さんは本作の吹き替えについて、「ずいぶん前に風の噂で続編があるらしいと聞きました。ただ『歌ってるシーンがやたらと多い』とも聞き、ならば吹き替え版は作らないのでは、と勝手に思い込み、寂しいやら少しホッとするやら、しておりました。そんな訳で正式にお話を頂いた時は、盛大にビビり散らかしました」と語り、「前作同様、ホアキン氏に寄り添うことだけを考えて収録に臨みました。ただ、今作はアーサーの闇をより深く感じましたので、演じながら自分のメンタルを持って行かれないよう注意しなくてはという、これまでに経験の無い思いをしたのが自分でもビックリです」とコメントしている。
村中さんは、リーについて「なんとなく周囲に溶け込むことはできても、違和感を覚えながら生きてきた女性だなと。傍からみるととんでもないこともするんですけど、手段が変わっているだけで辻褄は合っているんです。なんなら合理的。繊細さと大胆さを併せ持つ、アンバランスな興味深いキャラクターでした」と述べ、「ご視聴前に“フォリ・ア・ドゥ”の意味を調べて、どんな物語になるのか想像してみるのも楽しいかもしれません。今作のみでも楽しめるとは思いますが、前作をご視聴いただいてからだと更に良いかと。妄想と現実の狭間でお待ちしています!」とメッセージを送っている。
また、ジョーカーが収監されているアーカム州立病院の看守ジャッキー役に斎藤志郎さん、ジョーカーを追い詰める裁判長役を角野卓造さんが務めるなど、豪華な吹き替えキャストが揃った。
「ジョーカー2」は、孤独で心優しかった男が悪のカリスマへと変貌し、社会への反逆者として祭り上げられたジョーカーが、謎の女性リーと出会い、さらに狂気を広げていく物語。
数々の映画賞に輝いた「そこのみにて光輝く」(2014年)の呉美保監督と高田亮さん脚本による新作映画「ふつうの子ども」が、9月5日に公開されることが分かった。
昨年のNHK大河ドラマ「光る君へ」で“紫式部の娘”を好演した俳優の南沙良さんが、7月4日公開の映画「愛されなくても別に」(井樫彩監督)で主演を務めることが3月7日、明らかになった…
俳優の水上恒司さんが、10月3日公開の映画「火喰鳥を、喰う」で主演を務めることが分かった。「第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞」(2020年)を受賞した原浩さんの小説の実写映画…
3月3日に発表された2月28日~3月2日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、坂元裕二さん脚本、塚原あゆ子監督の初タッグによる「ファーストキス 1ST KISS」が…