光る君へ:「気づいて!」と赤染衛門に告げ口 菅野莉央語る、左衛門の内侍の“行動原理” まひろには「なんなのさ!」

大河ドラマ「光る君へ」で左衛門の内侍を演じる菅野莉央さん (C)NHK
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大河ドラマ「光る君へ」で左衛門の内侍を演じる菅野莉央さん (C)NHK

 吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)。9月22日放送の第36回「待ち望まれた日」では、左衛門の内侍(菅野莉央さん)が、まひろ(吉高さん)と道長(柄本佑さん)の仲を怪しんで、赤染衛門(凰稀かなめさん)に告げ口する姿が描かれた。

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 左衛門の内侍役の菅野さんは「(左衛門の内侍は)とにかく自信がある人なんだろうなっていうのが最初の印象だったんですけど、でもやっぱり正直だし、すごくはっきりしているんだろうなって。自分という軸がある方なんだろうなっていうのも思いましたし、こんなに悔しいっていう気持ちを表に出せるって、しっかり欲も持っている方なんだろうなと思ったので、人間味があって可愛らしいなって私は思ったんですけど(笑)。だからあまり記号的にならずにその場に反応してお芝居できたらいいなと思っています」と話す。

 まひろについては「やっぱり『異質なものが入ってきたぞ』っていう最初の印象はあるだろうなと想像しましたし、そこの中で生きている人たちにとってのこれまでのしきたりとか、みんなで守ってきたものみたいなものをサッと飛び越えて、自分という存在を発揮していくように映ったと思うので、まひろの姿を見ていて。だから、それを手放しにすてきって思えない、『なんなのさ!』っていう気持ちは絶対にあるんだろうなと思いました」とも明かす。

 第36回の“告げ口”シーンは「(赤染衛門が)これまでいろんなものを見てきた方だろうなっていうのは(左衛門の内侍も)思っていると思うので、まひろのことに関しても話したり、それとなく言ってみたりしますけれども、やっぱりどこかで気づいてくれるんじゃないだろうとか、この人ならなんとかしてくれるんじゃないどろうかという期待はあったと思いますね」と告白。「でも(赤染)衛門様の方が何枚もうわてなので、あしらわれましたけど(笑)、でも『気づいて!』っていう気持ちはあるだろうなと思いました」と語った。

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